同友ひろしまNews

新規事業の事例から地域活性化を考える

 地域内連携推進委員会(永本清三委員長)は地域資源を生かした仕事づくりから元気な地域と中小企業を考える勉強会を行っています。三月一三日に開いた勉強会の報告者は、福山観光旅行㈱常務取締役(福山支部)であり、社団法人SIMANAMIの理事でもある漆川治樹さん。漆川さんは、「住んでいる地域の光を発信し、地域にお金が落ちる仕組みをつくりたい」との思いから、社団法人を立ち上げ、農産品のブランディングと観光の二つの柱で事業を作り上げようとしています。
 報告のメインは、地域の魅力である「しまなみ海道」に着目、サイクリングで楽しむツアーを企画し、その販売をインドネシアから立ちあげていく経過でした。インドネシアの年収五百万円以上の富裕層は三年後には二千三百万人を超えるとの予測があり、サイクリストも増えているそうで、テストマーケティングを行ったところ、とても良い反応が返ってきたそうです。また、世界トップのホテル誘致や広島空港チャーター便の誘致、しまなみ野菜・しまなみフルーツ(商標)を通じた新しい瀬戸内海のライフスタイルの訴求など、進行中の案件の報告がありました。
 参加者からは、「色々な企みがあり、楽しい報告だった。小さなことから、出来ることからやるのが大切だと思った」などの感想が寄せられていました。

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