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広商インターンシップ 今年で14年目 支援委員会と夏のインターンシップを開催 ~会員企業53社で生徒84名を受け入れ~

 今年度も広島4支部では県立広島商業高校(広商)の2年生のインターンシップを受け入れました。この取り組みは今年で14年目に突入します。
 このインターンシップは授業の一環として行われ、全生徒が広島市内近郊の企業で夏休みの3日間を利用し就業体験をします。約300名の生徒のうち84名(男子32名、女子52名)を同友会会員企業53社で受け入れました。
 
■事前の支援委員会を開催
 準備段階として、同友会では就業体験が始まる2ヶ月前に会員企業で支援委員会を立ち上げています。広商のインターンシップは、校長先生を始め先生方が、生徒の中小企業での就業体験に強い期待をもっておられることから支援を継続して来ました
 会議では「こんな実習があるんだ」、「他社はこんなやり方をするんだ」という気づきなどを情報交換。各社の実習や昨年度の反省や改善点などを話し合い、夏のインターンシップ本番に向け、生徒への対応を意見交換しました。
 特に会員企業とそれ以外を比べると「働くことの喜びを感じることができた」「仕事をこなせる自信がついた」「社員との交流ができた」「実習中に疑問点が質問できた」といった項目が高くなっています。これも支援委員会を毎年開催して来た結果だと思います。

 
■インターンシップ本番
 そして夏本番の8月7日から9日の3日を基準に各企業にて実習が行われました。
 今回、4社(㈱カーファクトリーエム、㈱二興、㈱デイ・リンク、広島西山青果㈱)に取材に訪れました。各社とも先輩社員がしっかりと指導し、手取り足取りと仕事を教えていました。
 生徒の皆さんも授業の一環ではありますが、はじめての仕事を体験するので緊張の連続。黙々と作業する姿もありましたが休憩時間には社員さんと歓談し、笑顔で実習に取り組んでいました。
 また「仕事が面白い」と口々に話していたことも印象的でした。


 
■まとめの会を開催
 11月29日に同友会事務局にて実習のまとめとして第2回の振り返りの支援委員会を開催します。校長先生や、インターンシップ担当の先生も一緒に年2回の委員会を開催しています。
 生徒と企業、双方からのアンケートを比較してきめ細やかな要望や現場での問題点や課題をフィードバックできる体制を設けています。次年度の課題を探り、より良いものにしていきたいと思います。
 また来年1月24日に広商にて生徒さんのインターンシップを体験した報告会も開催されます。

 

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