Ｆ地区６月例会は、クイックマッサージ ディライトの春名孝一郎氏による体験発表を開催しました。
「『５０点のマッサージ屋』～あと３ヶ月で廃業？！」という、かなりセンセーショナルなテーマにて、管理問題、雇用問題、宣伝方法について開業時から現在までに春名氏が経験したことや失敗してしまったことをお話し頂き、それらを踏まえた今後の展望を決意表明という形で発表して頂きました。
あえて決意表明という言葉を使ったのには意味があります。今回の発表に向けてグループミーティングで話し合う中で、現状のビジネスモデルには不安な要素があり、これを継続していると今後の事業運営の可否が問われるということに気が付きました。そこで、今回の体験発表をきっかけとして自身の意識や行動を改革すべく、まずは決意表明をして、その上でテーブル討論にて同友会の仲間にアドバイスを求めようということになりました。
当日の出席者は３５名いらっしゃり、テーブル討論では白熱した議論が繰り広げられました。「ビジョンが定まってない」、「開業前の読みが甘い」、「覚悟が足りない」等、同友会の仲間として心のこもった厳しいアドバイスを沢山いただくことができました。
駆け出しの経営者であります私は、会社を起こすことの難しさ、また、起こした会社を維持発展させることの厳しさを改めて学ぶことができました。中でも、「経営者としての覚悟」という言葉が印象的で、その点を常に意識して日々の仕事に向き合いたいと思います。
最後になりますが、今回発表して頂きました春名さん、本当にありがとうございました。鍼灸師としての春名さんの夢が実現することを心よりお祈り申し上げます。
