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「2代目として・・・今できること、やらないといけないこと」広島西支部廿日市大竹地区会7月例会

事業報告

hatukaiti 今回の例会は2015年に入会された横山さんに体験報告をしていただき、参加者の皆さんからアドバイスしていただく「重役会議形式」でおこないました。また、広島信用金庫から4名の方々の参加を頂きました。

 ㈲カーテン工房は、オーダーカーテン製造を事業の主軸とし、窓周りの商材(ブラインド、ガラスフィルム、カーペット、壁紙その他内装等)の販売・施工を行っています。店舗は廿日市本店含め、県内5店舗で営業活動をされています。現在、お父様が代表取締役社長として経営をされており、横山さんはリフォーム部主任として日々頑張っておられます。

重役会議

 まずは横山さんが皆さんからアドバイスを頂きたい3つのポイントを述べられました。「経営者が知っておくべき事」、「経営者になる前に何に力を注ぐべきか」、「世代交代の際の注意点」です。

 「経営者が知っておくべきこと」に関して参加者の皆さんから出た意見は、経営理念であり、会社の業績を表す数字であり、人であり、結論として会社の全てを知らなければならないというアドバイスでした。質疑応答のなかで横山さんの抱えている悩みが人の問題(従業員の方々や社長)という点が見えてきました。女性の多い職場なので、社長からは接し方や言葉遣いに気を配るよう言われているそうですが、口調がきつくなってしまう場面もあるようです。

 また会社の数字に関しても、社長にまだ全てを見せてもらってない状況で、横山さんと社長との事業承継に対する考えに差異があるように思いました。

 それらのことに対し皆さんから多くの意見がでましたが、社員さんや社長の声に耳を傾ける、心を開いてもらう。まず自分を磨き、学びを大切にする。 あと何年で社長になるのか計画をたてる。会議をちゃんと開くなどでした。

 横山さんは皆さんからのアドバイスを受けて自身を振り返り、「コミュニケーションが取れていませんでした。」との気づきを述べられました。

 今回の例会での気づきを活かして自らが変わっていけば、周りの状況もきっと変わっていくことと思います。そのためにも横山さんには今後はより同友会活動に積極的に参加して共に学び合って頂きたいと思いました。

 

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