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「『社労士受験対策講座』にたどり着くまで~例会での学びと会員との繋がり~」広島安佐支部ABC地区会合同例会

報告者:ビジネスサポートこうの 特定社会保険労務士 河野敏則 氏

04 asasibu2016-09 8月の支部例会は、同友会安佐支部会員でもある「ビジネスサポートこうの」の河野敏則さんの報告「「社労士受験対策講座」にたどり着くまで」をもとに、例会での学びと会員の繋がりについて考えました。

 河野さんは25歳までフリーターとして家庭教師をはじめ、一時は塾の教頭までされながらも公務員に転職。裁判所で組合の事務に携わりながら労組役員としても活躍をされました。一方で職場の人間関係に悩まれて、これまでの経験を活かす仕事で独立しようと一念発起され、社会保険労務士として独立をされた経緯を話してくださいました。

 また河野さんは、これまでの経験上、主に労働者の立場からの労使関係の問題には知見を持っておられましたが、社会保険労務士になれば当然経営者側の視点が必要となってきます。その点について知見を求めておられたところ、同友会の「労使見解」に出会われ、目から鱗が落ちた思いで、同友会活動にも深く関わられるようになりました。

 同友会では経営指針の必要性・重要性を学ぶとともに、同友会のつながりを通して、現在力を入れて進めている社労士受験対策講座の立上げにも繋がっているとの紹介もありました。

 社労士受験対策講座は同志との出会いや大学との協働で一度は立上げたものの問題が発生し途中挫折。しかしながら同友会のつながりや地域とのつながりを通じて再度進めることが出来、今年、ようやくその受講生の一人が社労士試験に挑戦するところまで辿りついたとのご紹介もありました。

 将来はまず社労士の合格者を出すとともに、その受講生・合格者の中から更に社労士受験講座の講師が生まれ、講座のネットワークが出来ることが夢であるとも語っていただきました。

 同友会は学びと出会いの宝庫です。それを実践し、具体的な成果に繋げておられる河野さんの活動をお聞きし、改めて自分自身そのチャンスを見逃していないか、もっと積極的に活かしていかなければとの思いを新たにする機会をいただく場となりました。

広島県中小企業家同友会

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