今年度最初の合同企業説明会が開催されました。当日の参加企業数は、25社でした。
さて、今年４月下旬に呉支部の会員409社に「求人に関するアンケート」を実施しました。回答数は83。採用する計画についての問いに60％が「ある」と回答しました。この項目は年々「ある」と回答する企業の割合が増えています。採用の内訳は、「新卒と中途混合」「こだわらない」という回答を合せると85％になりました。
企業の採用意欲は高い一方、当日の参加学生数は8名でした。熱心にブースを回る姿が印象的でした。
この間、求人委員会は大学訪問を重ねています。キャリアセンターによると学生さんの就職に対する意識は「安心」「安定」にあるようです。ある大学では、全体の六割が有利子の奨学金を借りているそうです。学生の希望として、経済的な背景から、長く・安心して働ける企業を求める傾向はあるかもしれません。
高校生はというと、2016年10月に開催した高校の先生方と経営者の懇談会に出された資料によると、呉市内のある高校では就職を希望する生徒さんの圧倒的多数が地元を希望していました。キーワードは「地元」で「安定」でした。
同友会の共同求人活動（ＲＵＮ）には安心して働ける企業が多数参加しています。地元でがんばる企業をＰＲする機会を増やしていきたいものです。
