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『電話屋』から 『超高付加価値通信業』への進化~高齢化社会だからこその可能性を求めて~ 広島中支部中③④地区会

 アイテレコムサービス株式会社 代表取締役 増西伸治さんにご報告頂きました。
 ビジネスフォンやインターネットの環境整備の工事を本業に、これまで一般企業を対象に営業してきましたが、介護保険制度をきっかけに営業先を介護業界へ広げられました。
 消防法の改正や介護保険制度の政策により、当時はまだ売上げのシェアが小さかった介護機器に着目して、中四国圏内約130社の介護福祉施設へ営業を行われました。当時は130社中10社程度の契約だったそうです。この時の営業によって、契約には至らなかった介護事業所ともつながりができ、現場の状況も知ることができたそうです。そこで、改めて断られた企業へも再度別の商品を営業しながら、営業努力を重ねられました。現在では、介護分野の売上げは本業と並ぶ程となり、中四国での手ごたえを得て、3年前から東京の介護福祉施設へも営業を行っています。東京市場ではまだ実績は少ないけれど、国内で最も大きな市場である東京で今後も挑戦し続けることをご報告されました。
 グループ討論では、参加者35名で、6テーブルに分かれて討論を行いました。討論テーマ「ターゲットを高齢者へ向けてみた場合、自社ではどのような経営戦略ができるか?」を話し合いました。それぞれの業界からみた視点でさまざまな意見やアイデアをグループ発表頂きました。一般住宅・賃貸マンション向けの介護システムや介護になる前に健康維持できるような商品など、活発な意見交換や斬新なアイデアなど盛んに討論が行われ、どのテーブルも非常に活気あふれた様子でした。

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