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国内市場縮小の危機を乗り越えろ!~海外ビジネスへの可能性や課題と取組について~広島西支部佐伯地区会

 この度の報告者は、ラボテック(株)常務取締役 大野一之氏に、お話しをいただきました。ラボテック(株)は、環境分析を中心に、水質調査をはじめ、土壌・大気調査などの化学分析・計測を行う①「環境分析部門」分析事業センターと、分析装置を自社製造する②「分析装置開発部門」LAセンターの2つの部門に分かれ、分析から装置開発まで幅広く事業をされておられます。特に、環境調査と分析装置の開発製造までを行う同業社は少なく、化学分析・計測・分析装置開発を通じて、他社との差別化の点では、自社の強みである。
 2008年頃に、国内市場の閉塞感から、中国への進出を検討しはじめた。その頃には、海外ビジネスへの期待を含めて、展示会などの視察をしたり、中国人社員を正社員で雇用するなど、情報収集に努めた2011年に、広島県と協力して、以前より広島県が姉妹交流都市として交流している中国の「四川省」の商談会に参加。商談先との交渉経て、翌年には、代理店契約を調印した。当時は、テレビ局や新聞も大きく報道された。
 しかし、順風に思えたこのビジネスが、その後間もなく、尖閣諸島問題が表面化して、状況が一変。日本製の不買運動の影響をもろに受け、販路拡大は思うようには進まなかったとのこと。現在では、海外進出と並行して、国内の足元をしっかりと見つめ直され、今一度国内市場の掘り起こしで、国内市場縮小の危機を乗り越えようと、頑張っておられます。
 最後に、大野氏は「強いものが生き残るものではない。変化に適応した者が生き残る」とのダーウィンの言葉をお話しされ、我々中小企業経営者も、変化に柔軟に対応していく重要性をお話しされました。
 その後の、グループ討論では、4人一組となり、「今後の国内市場縮小を見据えた自社の取り組むべき『課題』とは?」と題し、討論を実施しました。討論時間を50分設けることができて、各グループもかなり盛り上がりました。反省点はやはり多くありましたが、しっかり食べて飲んで、また1年頑張る鋭気を養いました。
 来年は今年参加できなかった方も、是非参加して頂き、盛大にもりあがりましょう。

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