活動レポートNews

「顧客から選ばれる存在であり続けるために」 三原支部例会

 11月例会は、経営労働委員長の林さんによる体験発表でした。まず、今回の会場は、三原アクションセンターで行われ、いつもの少し緊張感のある感じとは違い、柔らかく和やかな雰囲気で始まりました。
 林さんの発表は、丁寧に作られたパワーポイントを使いながらの発表で、随所に笑いを交えた、明るい林さんらしい楽しい発表でした。
 その発表の内容は、経営指針と向き合った結果生まれた「新しい自社の柱」についてです。昨年作られた経営指針としっかりと向き合った結果、林さんは、今後を見据え、自社に「新たな柱が必要だ!」と気づき、自分・自社にしかできない答えに辿りつきました。それを形にすべく、「企画」、「社員へ提案」「皆で練り直し」を何度も繰り返し、ついに新たな柱として「セトウチベース」が生まれます。
 そして、今回のグループ討論は、セトウチベースに対しての意見をまとめ、お題の「そりゃ売れりゃせんわ、何でかゆーたらの○○○、じゃけこうしんさい、○○○」の○○○をグループで考えるという、面白い内容でした。討論テーマを直前まで隠し、討論前に発表するというグループ長泣かせの手法でしたが、いつもと違う分、各グループで活発に意見が飛び交いました。
 今回参加した私の感想ですが、「ズルい!」「感激!」でした。まず、グループ討論を今後のセトウチベースのアイデアに使うなんて、ズルいなぁ~と思いましたが、同時にこういうやり方も面白い!よく思いついたなぁと感激しました。人と同じ事を嫌う林さんらしい発表だなと感じました。
 もし別の機会があれば、経営指針を作った事のない方の為に、より具体的な指針の作り方のお話も聞いてみたいと感じました。私なりの経営指針作成の第1 歩は、まず「どんな会社にしたいか」「どんな結果を出したいか」を書き出すことだと思います。その為に必要なのは、紙とペンだけ。最初はなかなか書けないかもしれませんが、一旦筆が進み出すと、意外とどんどん書けますので、ぜひ1度取り組んでいただきたいと思います。
 最後に、今回の発表で1人でも多くの方の経営指針作りに繋がれば良いな思います。

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