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農業的経営で200年企業に~平和建設企業訪問~ 福山支部地球環境委員会

 地球環境委員会の2月勉強会は、昨年9月のEA(エコアクション)21勉強会でミニ報告をお願いした、平和建設さんにお邪魔しました。
 岡田社長は「平和建設は、創業から136年目。しかしそれは過ぎたこと。これからは200年企業をめざして、日々イノベーションに取り組みたい。200年先は、次々代の経営者の時代だろう。でも65年先にどんな会社になっていなければならないかをイメージし、日々イノベーションに取り組むことが大事ではないか」と切り出しました。
 氏が大事にしていることが、「小さな進歩を大事にし、少しずつ積み重ねる」事。時間をかけて、人育てやお客様との信頼関係を構築しようとしています。「遠回りにに見えても、それが目的に一番確実に近づく方法だと思っています」。氏はこうした姿勢を「農業的経営」と呼びます。「大きく立派な木には、しっかりした根があります。その根にあたる部分を大事に育てたい」と語ります。


 環境問題はその一環。社内の省エネを進めるとともに、建設現場の環境保全にも気を配ります。持続可能な社会をめざして取り組みを進めることは、単に経費を下げるだけでなく、企業の信頼性・誠実性(インティグリティ)を示すものでもあります。
 「夜間、付近が暗いので、大回りしている」という近所の方の声を聴いて、会社の3方向にLED電灯を設置しました。「地域の方に支持されない会社は、将来がないと思います」と語る岡田氏。本来の「環境を守る経営」の意味を、再確認させていただいた訪問となりました。

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