2月の西地区会例会は、「経営者には、どのような内面が必要ですか？」という討論テーマで、孝野氏の報告をもとに、経営者の「内面」と「経営姿勢」の大切さについて話し合いました。孝野氏は弟子入りしてから親方の夜逃げ、次の就職先の倒産など波乱万丈な人生を面白おかしく上手にお話しされました。「お金はない、技術もない、仕入れ先もない、信用もない」状況からの企業スタート。がむしゃらに働いてお金は回るようになりましたが、いつしかワンマン経営に。社員さんの理解も得られず、苦悩の連続。そこで、「倫理法人会」に出会い、学び、創業50周年を迎え事業承継をすることができたそうです。「自分が変わらないと周りは変わらない」と気づき、1.朝を大切に 2.明るく元気に 3.家庭・家族を大切に 4.確固たる哲学を有する 5.「活力朝礼」を実践しておられます。孝野氏の素直さ・謙虚さ・芯の強さを伺えた「正直な失敗・実体験」からの有意義な学びとなりました。
