東部エリア経営基礎講座
- 開催日時:
- 2024/12/05(木)~2024/12/27(金)
- 会場:
- 同友会福山事務所・Zoom・サテライト
- 人数:
- 60名
- 報告者:
- 講師:(株)デイ・ディライト 藤原 克明 氏、 (株)EVENTOS 川中 英章 氏
- 文責者:
- 二見義和行政書士事務所 二見 義和、日山塗装(株) 日山 千代
第2講10年ビジョン編
経営基礎講座第2講は10年ビジョン編「描こう!自社の10年ビジョン」として(株)デイ・ディライトの藤原氏より趣旨説明・事例報告をいただきました。
ビジョンとは、「経営理念を追求していく過程における自社の理想的な未来像を具体的に書きあらわしたもの」で、なぜ10年なのかはFAXからメールに代わってきたように、今まで当然のこととされてきたことが変化する期間だということでした。
10年ビジョンを策定していくには、①こんな会社にしてみたい、こんな仕事をしていたい、②こんな経営者になりたい、③社員と働く姿やこんな社風をつくりたい、④取引先や地域社会とこんな関係でありたい、という大きく4つの事柄を考えていくことから始まります。
それぞれ現状とのギャップが解決すべき課題となります。
講師の説明の後はグループ討論でした。
宿題の10年ビジョン検討シートを基にそれぞれがビジョンの説明をしていきそれに質問やアドバイスをしていきました。
こんな会社にしていくとある程度具体的なビジョンを描けている人にはより社員や地域との関係など具体的にどうしていくか質問が出てくる一方、どんな会社にしていこうかという人に対しては講義の説明を踏まえ現状を聞いてその上でどうしたらよいかをアドバイスしていきました。
10年後どんな会社になっているかということなので社員の意見を聞いてみてもいいのではと思いました。
しっかり10年ビジョンを考えて「見えない10年先」を「ワクワクする楽しみな10年先」にしていきましょう。
記:二見義和行政書士事務所 二見 義和
企業変革プログラムVer2講座
今年最後の経営指針基礎講座は企業変革支援プログラムver2講座でした。(株)デイ・ディライトの藤原氏の解説をオンラインで見てそれぞれがエントリー自己診断シートの入力をしました。各項目に自社の点数を付けました。
現状に向き合ってみて点数の少ない所が課題とわかりました。今までやったことがある人は「前より2点良くなった、自社の課題を常に意識して行動していた」と言われていました。逆に前より点数下がったと言われる人もいました。企業変革支援プログラムver2のテキストには20通り以上のプログラムがあるそうです。「自社の課題解決に向けて一つでも行動できたら何か変わってくる」と言われましたのでこれからもエントリーシートを活用していこうと思いました。
S地区サテライト会場のグループ討論では「自社の課題」について討論しました。プログラム5番の「企業の社会的責任について」「全然考えられない、まず自分の会社が良くな
ることが一番なのではないか?」と言われ私もそう思いました。社会に求められたら協力したいが自ら行動するのは難しいなと思いました。服のメーカーさんは「地域の方が廃材を欲しいと言われていたのではぎれをあげました」と言われていました。そういうのも
地域貢献だと思いました。「自社がSDGsの項目に何関わっていないか?その視点で見ると何か見えてくるかも」とアドバイスを頂きました。「同友会に入っている事も地域を良くしようという団体なので地域貢献になっていますよ」と言われ自分は気づいていなかったけど地域貢献してるんだと気づかせてもらい少し自信になりました。
記:日山塗装(株) 日山 千代(S)