活動レポート
2025.02.20

専門家さんに聞いてみよう

開催日時:
2025/02/20(木)
報告者:
(同)studioはまの 代表 はまの 省蔵
文責者:
(同)studioはまの 代表 はまの 省蔵

動画の専門家に聞く!動画制作初心者へのアドバイス

動画制作は、クリエイティブな表現と技術的なスキルが融合した魅力的な分野です。初心者として最初の一歩を踏み出す際に役立つアドバイスをご紹介します。


基本を押さえる

動画って撮影する機材のモニター(スマホ画面)だけに集中していませんか?
実は、撮影者にとって大切なのは、撮影している自分が立っている空間を表現することなのです。見かけたことはありませんか?「引き算で撮影する動画撮影」っていうワード。

そうなのです、被写体に注目しやすいですが、その被写体のいる空間を活かすことが、被写体を活かすことにつながるのです。動画クリエーターのオンライン講師の経験の中で、この点を理解できてない方が多いです。もちろん被写体(人物、品物etc.)に最大限の注意を払うことが大切です。でも、その表情にどんな光が当たっていますか?その背景にどんなものが映り込んでいますか?それは、被写体を活かすアイテムなのです。

計画とストーリーボード

被写体のどのようなストーリーを伝えたいのか、どのようなメッセージを伝えるのかを明確にしましょう。よくよく被写体と人物・物にかかわらず、コミュニケーションすることで、何を撮影すれば良いのか?どんなことを表現・強調したいのか?が明確になります。また、それはシーンの流れやカメラアングルを視覚化しやすくなります。

機材の選択と準備

初めから高価な機材を揃える必要はありません。スマートフォンのカメラでも十分な品質の動画を撮影できます。ただし、安定した撮影を行うための三脚や、クリアな音声を収録するためのマイクは役立つでしょう。
撮影のテクニック カメラアングルと構図
様々なカメラアングルを試して、視聴者の興味を引き付ける構図を見つけましょう。ルールオブサード(3分割法)を活用して…、なんてよく言われますが、そんなことは気にせず、まずはなるだけ、手ブレの少ない画とピントを正しく合わせた撮影をすることが重要です。また、テクニックとして、被写体を画面の中心から少し外すことで、バランスの取れた映像を作成できます。

編集のコツ
編集ソフトウェアとしては、初心者には、高価なソフトウェアは必要ありません。自分にとって使いやすいソフトを選び、難易度が上がれば、premiapro.(adobe) DaVinci Resolve(Blackmagic Design)等を使用して良いと思います。もちろん習得に時間がかかりますが、いきなりそのソフトを使うのも良いことです。これらのソフトは基本的な編集機能を備えていて、映像編集のクォリティが数段上がります。

まとめ

動画制作は常に進化している分野です。独学である程度は、上達することもできますが、2割程度の外部からの直接的な指導で、飛躍的に技術が上達します。新しい技術やトレンドを学び続けることで、自分のスキルを向上させることができます。
自分の作った動画作品を公開する前に、必ず他者に見せて、ダメ出しを受けた方が良いです。
編集している最中には、自分の編集に没頭するあまり、全体や小さなミスを見落としがちです。

動画で表現・拡散できることは、たくさんあります。例えば、御社で人材確保するときには、リクルート動画を、先ずは社内で制作することも良いかもしれません。なぜなら、御社の事業・販売物・製造物のことを一番よく知るのは、御社の皆さん、あなた方なのです。

動画制作初心者にとって、最初は多くのことを学ばなければならないかもしれません。しかし、計画を立て、基本を押さえ、継続的に学習し続けることで、素晴らしい作品を作り出すことができるでしょう。楽しみながら、自分のクリエイティビティを最大限に発揮してください。幸運を祈ります!

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