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2025.04.28

ひろしま経営指針塾「指針塾オープン例会」~作って実践した人だけが知っている「経営指針」のすごいチカラ~

開催日時:
2025/03/05(水)
会場:
ひと・まちプラザ
人数:
61名
報告者:
(株)ベルエール 取締役 金口 志織 氏
文責者:
県経営労働副委員長 藤田 哲也((有)シャルダン商会 代表取締役)

3月5日(水)に指針塾運営委員会が主催し、合人社ウエンディひと・まちプラザで開催されました。参加者は60名でした。
8か月の月日をかけて、第8期ひろしま経営指針塾で学んだ塾生や、これから指針塾で指針書を成文化する会員が多数参加しました。
報告者の第8期ひろしま経営指針塾オブ・ザ・イヤーの金口氏(㈲ベルエール・取締役)の発表は指針書を成文化する難しさや苦労、その過程で自分自身と向き合い、他責から自責に代わっていく心の変化が、よく伝わってきました。
指針書を成文化するということは会社の歴史や社長の苦労、社員1人1人のこと、また自分自身の責任などたくさんのことを考え抜いて成文化するのだと深く感じました。

また、私自身が一番印象深かったのは仲間やサポーター、多くの方に関わってもらいながら一緒に指針書を成文化することの必要性がよくわかりました。同じ立場の会員さんが、英知を結集して、自社のことをさらけ出し、自社の課題や自分の悩みを共有して、真剣に考え素直に議論をする時間が、どれほど大切なのかがよく伝わってくる発表でした。
発表の途中で、感極まって涙を流される場面がありましたが8か月の間、真剣に「良い会社を作ろう」と思い成文化に取り組んでいたからではないでしょうか。私も感化されすこし涙を流してしまいました。
なにより金口氏の発表で一番驚いたのは最初から社員さんを巻き込んで一緒に成文化されたということです。
その後、第8期指針塾のダイジェスト動画が放送されました。8期の塾生やサポーターの皆様の成文化するまでの様子が17分の動画に収められておりました。皆さん何か感じるものがたくさんあったと思います。最後まで真剣な表情で視聴されておりました。

グループ討論では「指針書は活用できてますか?」というテーマで活発な討論が行われました。私たちのグループでは指針書成文化をして実践が長い方や成文化したばかりの方、まだ指針書自体を成文化されてない方など様々な方がいらっしゃいました。

指針書の実践が長い方は「指針書があれば社員さんが何を目指せばいいのかわかりやすい、場当たり的な共育ではなく指針書をもとに、一貫した共育を実践している」。まだ成分化したばかりの会員さんは「幹部に発表して会社の雰囲気が変わった、社員さんが一緒に会社の未来を考えるようになった」。まだ成文化されてない会員さんは「皆さんの話を聞くことで指針書の必要性がよく分かった、しっかり学びに参加して指針書を成文化したい」など前向きな意見交換ができました。グループ討論で一致した意見はやはり指針書を成文化するだけではいけない、しっかりと社員さんも巻き込んで実践しなければいけない、そして自社の不足や課題を認識して学び続け経営指針を実践し続けなければいけないとまとまりました。

討論の発表で各グループ様々な意見を発表しました。活用できている会員やこれから活用していく会員などたくさんの意見が出されましたが、皆様一致して「経営基礎講座や経営指針塾」に参加して仲間と共に成文化するメリットを感じていただけたのではないでしょうか?
これからどんどん外部環境は厳しくなっていくと思います。その中であきらめないポジティブな仲間たちと共に切磋琢磨を繰り返しながら経営していくことはグループ討論を通じてとても大事なことだと改めて認識しました。

その後、指針塾の塾生とサポーターに卒業証書と終了証が授与されました。共に学び共に実践する実感を強く感じた瞬間でした。
最後に第8期ひろしま経営指針塾の塾生さん、サポーターの皆様、そして運営に関わっていただいた皆、本当にありがとうございましたそしてお疲れさまでした。
また来期の指針塾をより良い学び実践の場とするために御力を貸してください。