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2025.04.28

「補助金の活用や効率化に取り組もう」広北地区会

開催日時:
2025/03/17(月)
会場:
広市民センター
人数:
22名
報告者:
講師:(株)フィールドマネジメント 榎 信行 氏、(株)POST 山中 友貴 氏(福山支部)
文責者:
(株)三協精機 東條 由紀

広北地区会の3月例会は(株)フィールドマネジメントの榎信行氏、(株)POSTの山中友貴氏(福山支部)を講師として迎えて「中小企業のためのデジタル戦略と補助金活用について」勉強例会を開催しました。
榎氏は経営革新等認定支援機関として多数の中小企業の成長を支援、経営コンサルとして活躍されており、実際にあった経験などを交えて補助金の基本的特徴や申請方法・国の補助金政策の方向性・小規模事業者向けの補助金制度について説明していただきました。

申請方法や補助金の交付のための事務処理の複雑化により、コンサルなしでは年々採択されるのが難しくなっているようで、全体でも採択率は低く20~30%のようです。国の骨太方針に基づいて補助金が設定されており、「賃上げ」、「今後の人手不足に対応」、「効率化」などを国が推進しているということは、これらに今後対応できるような会社づくりを行っていくことが重要になってくるのではないか、これらに対応していくために補助金を活用していくべきだ、とも考えさせられました。様々な補助金制度があるので定期的に情報をチェックし、自社に適した補助金を見つけましょう!
山中氏はノーコードツールを駆使したDXソリューションを開発しており、実際にあったデータ活用の実例や補助金の活用事例を交えて話をしていただきました。
DXとは簡単に説明すると業務プロセスをデジタル化し、業務の効率化を図ると同時に新たな価値を創造することで、ノーコードとはプログラミング言語を使用せずにアプリやWEBサービスを開発する技術です。DXのメリットとして偏見や先入観、固定概念にとらわれることなくデータを確実に収集でき、ノーコードは高度なプログラミングの知識がなくても自身で設定・開発が可能なところを例を挙げて教えていただきました。これらのツールはITツールの導入・システム構築費として、補助金での補助対象となり、合わせて、実際の具体例として、企業のDX・ノーコードツールの活用例と補助金の活用事例・成果もお話し頂きました。
補助金の活用や効率化を今後社内でも積極的に取り組んでいくべきだと、今回の例会で参加した方々は考えたのではないかと思います。他地区からの参加もあり補助金やDXなどに興味がある方がやはり多いのではないでしょうか。