「B 地区例会に参加して」福山支部女性部会

女性部の3月例会は、B地区会員・女性部会員でもある共同精機（株）　専務取締役　新川貴子さんが体験発表されるとのことで、B地区例会に参加させていただきました。
以前に協同精機さんには女性部で会社見学に行かせていただき、導入した新しい機械のこと、体に優しい粉末塗装にしたことなど伺ったことを思い出しました。その際に会社の説明を主に聞いていたのですが、この度は新川さんが入社してからの変遷を伺い、入社してからの思いの変化については自分と重なる部分が多々あり、非常に共感いたしました。

軽い気持ちで入社し、腰掛気分だったこと、腰掛を卒業して、社内の問題点に危機感を感じ、様々な問題に取り組んでこられたことなど、業種は異なりますが、自分のやっていることと本当に類似点が多いことに驚きました（人材採用、組織体制の整備、会社のビジョンの共有、人事評価制度の導入、社員教育などなど）。今後、また新川さんとお話しする楽しみが増えたように思います。

グループ討論テーマは「自走する組織にするために、社員への権限移譲はどのようにされていますか？」。「自走する組織」…私も以前から理想の組織像と思い、ここを目指したいと思っています。そのためには、自ら考えられる職員、そして討論、意見のできる職員を育てるための教育が大事かなと思います。

グループ討論では、40人を超えると一人頑張っても難しいので、リーダー、右腕の育成、幹部会議や職員との日々のコミュニケーション、業務を属人化させないための定期的な部署移動、マニュアルの作成などの意見が出ていました。
私は入職した時から職員数100人越えの大所帯だったので、初めから自分一人では難しいと思い、妹を巻き込んでさらに事務長を新しく雇うことを考えて動きました。リーダー育成、職員の教育は今も試行錯誤の日々です。新川さんにも頼れる右腕が出来たらいいなと願っています。
これからも「自走する組織」にするために、日々研鑽だなと心を新たにしました。新川さん、ありがとうございました。