絆栄~繋がりあい高めあおう~ 基調講演「地域と企業が繋がる新しい未来のために」三原支部総会
- 開催日時:
- 2025/04/23(水)
- 会場:
- 三原国際ホテル
- 人数:
- 39名
- 報告者:
- (特非)シネマ尾道 代表理事 河本 清順 氏(尾道支部)
- 文責者:
- (有)三愛機工 上中谷 浩

「映画って、ほんっとう良いもんですね!」(笑)。 かつて私も一人で三原市内はもちろん、福山によく映画を観にいったもんです。家庭用のテレビがどんどん大型になり、自宅でも遜色なく臨場感を味わえる…とはいっても映画館にはかないません。上映の合間にあるニュースや公開予定の予告編を観るのが大好きでした。
初めて聞くNPO 法人シネマ尾道 代表の河本さんの報告には、当初違和感がありました。地域貢献という言葉は、それ自体を売りにしたセールストークとして耳慣れした人は私を含め多いと思います。しかし、彼女の思う地域貢献は事業者側からの一方的な貢献ではなく、人も街も一緒に育っていくかたちになっているんだなと聞きながら感じました。多くの人達が集まり、支えあっているのも彼女の純粋な思いと固い意志に共感されたんだと容易に想像がつきます。
尾道市の持つポテンシャルは想像以上のものがあると痛感しました。企業経営とは経営資源(人、物、金、情報)というポテンシャルを効率的に活用し企業を継続させ、発展させていくための活動です。その活動にはまわりの人達に共感してもらい、協力してもらう必要があります。企業家はまさに、それを司る人になります。
自分自身、足らない部分を少しでも補うために同友会活動に参加しているつもりです。しかし、私を含め、多くの会員の中には自分に足らないものが何なのか見つけられないままに過ごしているんじゃないでしょうか?


「絆栄」というスローガンを掲げた鈴木支部長の体制になって二年目に入りました。自分に足らないものを見つけるため、お互いに指摘しあうために同友会活動を続けていきたいものです。お互いに高めあうため、そのために繋がり合おうと掲げたスローガンです。
同友会には繋がり合うためのメニュー(例会、勉強会、委員会、グループ会他)がたくさんあります。みんな同じ会費を納めています。同じメニューを見ています。参加するかしないかは自己判断ですが、その延長線上に自社の発展と地域貢献があるんだと私は信じています。