《合同入社式・新入社員研修》共に育つ、新入社員研修を開催
- 開催日時:
- 2025/04/01(火)~2025/04/03(木)
- 会場:
- 呉阪急ホテル &ビューポートくれ
- 人数:
- 新入社員15社26名
- 文責者:
- 事務局 木下
4月、企業が新入社員を迎える季節です。同友会では毎年この時期、広島、福山、呉の3会場で新入社員研修を開催しています。
期間中は、社会人として必要なこと、人間として必要なことを学び、参加者同士の仲間づくりもできました。

4月1日、呉阪急ホテルにて、まず合同入社式が行われました。続いて新入社員研修が始まりました。同友会の新入社員研修は、社員を派遣する企業の経営者が中心になって企画運営を行なう手作りの研修です。
今年も、東広島支部と合同で実行委員会をつくり、運営しました。
呉での新入社員研修は、参加者を主人公ととらえて「グループ討論」と「委員会活動」をとりいれ、参加者が自ら考えて行動することを促す企画になっています。
カリキュラムは、アイスブレイク、QCゲーム漂流脱出、エゴグラム、講義「幸せに生きる」、講義「マナーとは」、マナー実習、先輩社員の体験談、人をほめる、講義「働く意味」、講義人として社会人として、将来設計を考える、と続きます。
全体の流れは、まずリラックスしてもらい、初対面の社員同士も打ち解けやすい雰囲気をつくります。そして、自分自身を知り、人間関係の大切さ、コミュニケーションの難しさに気づいてもらうためのカリキュラムが続きます。講義では社会人の大先輩から「一人の人間としての生き方」を学びました。「マナー実習」で社会人として最低限必要なマナー等を学び、最終日には「将来設計を考える」というカリキュラムで自分の人生の目標を考えてもらうという流れです。
研修の感想文には3日間での学び、自身の成長や考え方の変化がびっしり記されていました。
スタッフも社員と共に学ぶ講義のあとには、聴きっぱなしにならないように、原則としてグループ討論があります。また「委員会活動」によって、朝のつどい、講義等の設営、あいさつ、号令等は社員さんの自主運営です。毎年変化があり、どう動くか、スタッフにもわかりません。

ちなみに、この研修にスタッフとして関わったのは、派遣元会員に加え、求人社員教育委員の皆さん、青年部会の皆さん、東広島支部の皆さんも運営に加わりました。この研修に部分的にでも関わった経営者・スタッフは総勢42名にもなりました。
社員さんの動きに対してできるだけ手出し口出ししないことを申し合わせていますので、相当な忍耐力が必要です。3日間ですが、社員さんだけではなく、スタッフの方の表情や話し方、接し方まで変化していきます。
社員教育は、共に学び合い、やり続けることが大事だと気づかされます。