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2025.07.01

呉支部 第7回「高校生と保護者のための企業ガイダンス」地域一丸となって若者残し育てることができる呉に!

開催日時:
2025/05/17(土)
会場:
シシンヨーオークアリーナ
人数:
高校生・先生・保護者700名、出展数110社
文責者:
事務局 木下

■呉で地域一丸の取り組み

呉支部では、2018年より「呉の中小企業を知ろう!高校生と保護者のための企業ガイダンス」を開催しています。第7回目となる今回は、5月17日(土)シシンヨーオークアリーナにて開催されました。
高校生及び先生方と保護者の来場者数は700名。出展数は同友会会員、会員外企業、行政機関含めて110社。総勢1100名の参加がありました。

このガイダンスの目的は「地域で若者を育て、地域に若者を残す。(1)呉の中小企業を地域の高校生に知ってもらいたい、(2)保護者の方にも知ってもらいたい、(3)呉で暮らし、呉で働くきっかけにしていきたい」。また、「進学で呉市外に出た高校生が、卒業後、就職のために呉に帰ってくるきっかけづくりの場にもしたい」という思いもあります。

■初の試み「実際に体験してみよう」

以前から学校や行政より「仕事を実際に体験できるようにして欲しい」という要望がありました。初の試みとして、屋外に「体験型ブース」を展示しました。
電力測定と自動車の展示と給電、移動式サービスカーによる出張タイヤ交換の実演、運転席でVR運転体験、測量器機で測量体験など8社がそれぞれ工夫を凝らしたブースとなりました。最初は戸惑っていた生徒さんが、実際に体験し、「こうなるんだ」というsikak表情が印象的でした。

■地域の課題は経営課題

広島県が5月12日に公表した人口移動統計調査(月報)によると、2024年4月~25年3月の社会減(海外との流出入含)が、県内23市町で最多の1165人となったことが分かりました。しかし、同友会も呉市も以前からこのことに関しては危機感を持ち、それ故にこのガイダンスに力を入れて取り組んできました。

地域課題を経営課題として捉え、どう解決していくか。働きがいを持ち安心して働ける魅力ある企業づくりをめざす、そういう企業を地域に増やす。そのための活動を支部としても取り組んでいきます。
「地域で育った若者を、地域に残したい!」。次年度に向けてすでに実行委員会も立ち上がり、高校生の皆さんにとって、より実りあるガイダンスにするための準備もスタートしています。