同友ひろしまNews

6.会活動① 人工衛星を使った新規事業を考える(福山支部)

07p11福山支部地域内連携推進委員会

 去る4月15日、福山大学工学部の関田龍一准教授を講師に迎え、勉強会を行いました。関田氏は、元JAXAの職員。現在の宇宙開発の状況や政府の予算付けの方向性などを解説されました。また、現在氏が模索している「人工衛星を使った災害予報」について語りました。
 これは、現在の自然災害の7割近くが土砂災害によるものであることから、GPS機能のついた移動式のロボットセンサーを配置、100メートル四方ごとに計測。そのズレから土砂災害を予報しようというもの。その実現のためには新たな技術の開発が必要になるため、「ゼロから何かを生み出そうとする進取の気持をもった方と交流したい」と語りました。すでに数名の会員が連携に名乗りを上げているようです。
 お話はなかなか広大なもので、中小企業でどこまでできるのか、と自分に引き付けるのが難しいと感じた方も多かったようですが、他方で、「ロボットが自動で動かなくても、人間が森林保全をかねてGPSを設置するなどの手もあるのではないか」など、中小企業らしいアイディアも出されました。
 福山大学工学部の動きに合わせて、福山市も人工衛星ビジネスの構築を模索しているらしいという未確認情報もあり、少なくともビジネス展開について視野を広げる勉強にはなったようです。(文責 事務局 橋本)

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