活動レポート/2019年/8月/News

「昔ながらのひやしあめで海外進出」三原支部7月例会

報告者:桜南食品㈱ 代表取締役 安井 健 氏

 7月例会は、「昔ながらのひやしあめで海外進出~自分にもできるんじゃ!~」と題して、桜南食品㈱ 代表取締役 安井健氏に自社での事例を発表していただきました。

 桜南食品は昭和30年に創業され、現在3代目として、三原のソウルドリンクである『スマック』をはじめとし、多様な清涼飲料水を製造されておられることはすでに周知の事実でしたが、その桜南食品が如何にして海外への商品展開をすることとなったのか、きっかけを交えながら紹介していただけました。
 市場における桜南食品の立ち位置、消費環境の変化、自社を取り巻く環境など、地方の中小飲料メーカーだけの力ではどうにもならないと思えるような状況も、隠さず話していただけました。そのような状況もあり、同友会活動を続けてきたけれども、社業に専念しなければ、元も子もないということで、次第に同友会から足が遠のいたそうです。
 そんな中、今まで自身では考えておられなかったルートから声が聞こえてきたそうです。それは、九州に留学しておられた中国人の方が、当時飲んでいた「しょうが湯が欲しい」と直接訪ねてこられ、中国での販売を希望されたことが発端とのこと。ただ、これまでは商社、卸問屋、小売店を通じての国内販売であったため、要求はあっても何をどうしたらいいのかもわからなかったそうです。
 しかし、そこでわからないからやらない、ではなく、「どうすればできるのか?」と考えられたことがポイントだったと感じましたが、やはりチャレンジの意欲があると道は開けるのか、ちょうど広島県としても県内ブランドを海外へ発信しようという取り組みがあり、それで踏み出すことができたとのこと。踏み出す前に思い描いていた中国と、実際に感じた中国との差、これは先人達が築いてこられた道があったからこそ、成功することができたと語られておられました。

 冒頭にNHKの「仕事の流儀」の如くストーリー建てた動画が流され、場を和まされてからの発表でしたが、これも、安井氏が同友会の例会からしばらく離れていたこともあり、どういった経緯で、再び同友会に出ることとなったのかがわかるとともに、例会への出席メンバーの増強のヒントにもなりました。
 発表後のグループ討論では、「自社で力を入れていることは何ですか?」というテーマのもと、各社で取り組まれていることが出され、自社の活動を改めて見つめる機会となり、とにかく行動することこそが前に向かう術であると感じられる例会でした。

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