「同友会で学んで、どう会社が変わったか」をテーマに２年に１度、福山支部で開かれているのが「輝け！経営者大賞」です。当初、３月支部例会として開催予定でしたが、コロナウィルス感染防止のため延期となり、改めて７月８日に開催しました。当日は集合とＺｏｏｍをあわせ約１６０名が参加しました。
　経営者大賞は今回で５回目です。各地区から推薦され、１次選考を突破した会員が支部例会で報告します。報告後に正副支部長らによる審査を行い、大賞と優秀賞を発表します。
　今年の報告者は、㈲シャルダン商会　代表取締役　藤田哲也氏（Ｅ地区／運送業）、㈱赤田運輸産業　代表取締役社長　赤田　健氏（Ｊ地区／運送業）、㈱ロアール　代表取締役社長　園尾英樹氏（Ｐ地区／サービス業）、㈱エムズワークス　代表取締役　道下克巳氏（Ｓ地区／建設業）の４名。それぞれの会社の様子や経営の思い、同友会入会後の会社の変化などを報告しました。

　熱心な話し合いによる審査の結果、今回の大賞受賞者は、㈲シャルダン商会の藤田氏に決定しました。同社は１９８０年創業、ピアノやコピー機などの運送を行う会社です。２０１７年入会の藤田氏は入会以来、地区例会にはほぼ参加。今期から地区会長に就任しています。
　４名の報告を聞いた参加者からは「社員の未来と幸福を願う思いの強さが、経営の推進力になると学んだ」「経営指針や支援プログラムなど、真面目に取り組み実践することで、変化を積み重ねることができると学んだ」「支援プログラムをやってみようと思った」など、同じ福山支部で学ぶ仲間から大きな刺激を受けた感想が寄せられました。
　コロナウィルスの感染防止のため、同友会の活動もこれまでとは異なる対応が求められています。変化に対応しつつ、一人でも多くの会員が同友会の良さを実感できる同友会でありたいと願い、今回の経営者大賞は幕を閉じました。