同友ひろしま/2020年/8月/News

三次でオープン例会を開催 ~コロナに負けるな! ピンチはチャンス~

 去る7月9日(木)、三次グランドホテルにて、4回目となるオープン例会が開催されました。参加者は、会員が21名、オブザーバーが4名、事務局を含め総勢26名でした。
 広島県内でコロナ感染者が増えたことを受けて、当初の予定を変更し、グループ討論の時間を短縮するなどして実施しました。

ピンチはチャンスの体験談

 問題提起は、代表理事の立石克昭氏(㈱タテイシ広美社 代表取締役会長)より、「コロナに負けるな! ~ こういう時こそ新しいチャンスを探そう ~」と題して行われました。
 立石氏は、バブル崩壊の時、売り上げ激減でピンチに直面します。周囲からは無謀と言われた電光掲示板の自社開発に取り組み、その後の企業発展の軸になりました。
 また、今年の春、受注していた東京オリンピックの仕事が延期となりストップ。そこで、アクリル板の衝立など、コロナ感染防止のための商品を開発したところ、休み返上で生産しないと間に合わないほど注文がきました。
 立石氏は、ピンチをチャンスに転換するカギとして、左のようにまとめました。
①経営を楽しむ、
②今起きている現象はプラスでもなくマイナスでもないと考える、
③マイナスの裏にはプラス、プラスの裏にはマイナスがある、
④経営指針を成文化して常に会社の方向性を考える、
⑤わが社は何業か? 常識にとらわれず独自の業態を確立する。
 思い切ったチャレンジができたのは、ピンチだからこそ、追いつめられて開き直ったからではないでしょうか。

「良い会だなぁ」

 問題提起の感想と自社の現状について、30分間、グループ討論を行いました。
 オブザーバー参加の方からは、「今回も大変勉強になり、良い会だなぁと感じております」との感想が寄せられました。
 当初の予定では今春から「備北支部設立準備会」を設けるはずでしたが、コロナの影響で具体化できていません。当面は、県北方面の会員で月に1~2回、近況報告会を行い、またオープン例会を行っていくことになると思います。  

広島県中小企業家同友会

このサイトは、「広島県中小企業家同友会」が - 共に学び共に育つ - をモットーに運営しています。

詳しくはこちら

同友ひろしま 2020年 8月 の記事一覧

 政策委員会(宮﨑基委員長)は、7月1日から20日にかけて、今年度第1回のアンケート調査を実施しました。回答数で過去最高を更新し、875名の皆さんから回答がありました。アンケートの概要を紹介します。 (※DI=傾向をみる…

>続きを読む

 7月9日と16日に、広島エリア経営基礎講座コロナ対応版勉強会をZoomのみで開催し、計21名の方にご参加いただきました。  昨年度から始まった「経営基礎講座」とは、「経営指針成文化と実践」を会員の皆さんに取り組んでいた…

>続きを読む

■転機になった労基局の指摘  同社は自動車のガラス修理・フィルム施工・ボディコーティングなどを手掛けており、広島市と廿日市市に3店舗を展開しています。  社長の中川氏が、先代から社長を引き継いだのが平成25年。その翌週に…

>続きを読む

●ソーシャルディスタンスでフォロー研修  7月18日(土)呉支部・東広島支部合同で「新入社員フォロー研修」を開催しました(実行委員長 小松石油㈱代表取締役 小松弘昌 氏、参加者17社21名)。  入社して3ケ月、本年は新…

>続きを読む

 去る7月9日(木)、三次グランドホテルにて、4回目となるオープン例会が開催されました。参加者は、会員が21名、オブザーバーが4名、事務局を含め総勢26名でした。  広島県内でコロナ感染者が増えたことを受けて、当初の予定…

>続きを読む
トップヘ