活動レポート/2021年/11月/News

「未来を見据えたM&A〜お菓子業界の発展のために〜」福山支部A地区会

報告者:㈱山本屋 山本浩矢 氏

 A地区11月例会では尾道支部支部長の㈱山本屋 ㈲はら屋 代表取締役 山本 浩矢 氏をお招きして「未来を見据えたM&A~お菓子業界の発展のために~」をテーマに報告いただきました。氏がM&Aに取り組むきっかけから決断、本契約までの流れ、M&Aを行ってからの苦労や成長過程を報告していただきました。

 M&Aのきっかけは同友会メンバーからの勉強会のお誘いでした。勉強会を通じて知り合ったM&Aコンサルの方に「お菓子の会社を売りたい方がいる、同業だから買ったらいいじゃん」と気軽に勧められたことでした。
 山本氏の周りにはM&Aをされた方もいなく、ポジティブ思考もありましたがネガティブ思考の方が圧倒的な中、社員からの一言「M&Aをする会社に僕に行かせてください」で大きな決断をされました。

 M&Aを行った㈲はら屋は過去に民事再生を行った和菓子屋でした。ネットニュースを削除してもらう為にとても苦労されました。M&Aを行って以降、就業規則の変更、売上構成や品目を見直し、メイン商品までもリニューアルされました。初めはなかなか思うように数字も上がりませんでしたが、山本屋とのシナジー効果で商品開発を行い、5年間で売上約3倍、経常利益約5倍に急成長させておられます。
 ㈲はら屋の社風や従業員の思いもしっかりと取り入れられ、苦しい時についてきてくれた仕入れ業者は変えることなく、地域貢献もしておられました。山本氏の実直さがとても伝わる報告でした。

 グループ討論では「M&Aするならどんな会社にしますか?」「個々の業界の未来をどう考えていますか?」をテーマに討論を交わしました。
 隣接異業種や後継者問題等、様々な意見が出てとても充実したグループ討論となりました。山本氏には中小企業のM&Aの流れや良い面や難しい面と非常に分かりやすく説明いただきました。
 同友会メンバーの大切さ、環境が違う社員を信頼し、信用してもらう大切さ、思いを共有する幹部社員、計画を立てそれを実現する大切さを感じる例会となりました。

 

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