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「ともに考え、ともに歩む」福山支部P地区会

報告者:セカンドエース税理士法人 岡田章宏 氏

 11月のP地区例会は、「ともに考え、ともに歩む~乗り越えて初めて気付いた本当の強み」のタイトルで、セカンドエース税理士法人の岡田章宏氏に体験発表をしていただきました。

 岡田氏は大学院修了後、公認会計士試験に合格され、東京の監査法人勤務を経て、2012年に福山で公認会計士税理士岡田章宏事務所を開業されました。
 そして2019年に父親の税理士事務所と統合し、新たにセカンドエース税理士法人を設立しますが、この時に大きな混乱に陥ります。同時期に準備不足のまま、別の税理士事務所を急遽承継することになったのです。その上この最中、岡田氏が頼りにし、多くの仕事を任せていた職員がアルコール依存症に陥り長期休職ののち退職、という事態が発生します。岡田氏は自身の顧客と承継した顧客、さらに休職した職員のブラックボックス化した業務の対応に追われることになりました。業務は滞り、ミスが発生し、職員とはすれ違い、新しい事務所は大混乱に陥りました。

 窮地を救ったのはベテラン職員の提案で、職員皆との話し合いの場を持ったことでした。皆の声を聞き、自分の何がダメで、何が大事なのか気付きました。岡田氏は事務所の強みにしたいと考え、自分しか使えない新しいITツールを使用するなど、自分のスタイルにこだわる一方、職員とのコミュニケーションや職員へのフォローは不足していました。岡田氏は職員からの提案を受け入れ、顧客や仕事を皆に割り振り、業務の知識や情報を共有し、全社一丸となることでこのピンチを乗り越えました。本当の強みになるのは先進テクノロジーなどではなく、職員やチームワークだと気が付かれたのでした。

 体験発表のタイトル「ともに考え、ともに歩む」は、セカンドエース様の経営理念です。ピンチを乗り越えた後に反省を踏まえてリニューアルされたもので、「お客様や地域とともに」、そして「職員とともに」という意味を込めたそうです。ピンチに学ばれた岡田氏の体験発表から、私達も本当に大事なことを教えてもらいました。

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