活動レポート/2021年/12月/News

「愛される会社をつくる~最愛経営のすすめ~」福山支部P地区会

講師: fascinate ㈱ 但馬 武 氏

 P地区の12月例会は『愛される会社をつくる』~最愛経営のすすめ~と題して、fascinate株式会社の但馬武氏を講師にお招きし行いました。
 但馬氏は、パタゴニア日本支社にてダイレクトマーケティングをメインに19年勤務したのち、その経験を元に最愛ブランド戦略構築家としてさまざまな企業へのコンサルティングサービスを提供されています。この度の例会では『愛される会社』をつくる為には、どの様な考えで、どのような取り組みをして行けばいいのかを、但馬氏自身が「すべての企業に熱狂的なファンを」のミッションをもとに活動されたお話を通じて講義して頂きました。

 『愛される会社』とは顧客や従業員から愛されている企業で、多くのファンがいてくださることで企業は積極的な経営を行うことができていけます。ただファンに愛されるためには従業員から愛される企業であることが必要とのことでした。このことは但馬氏が提言される『最愛経営』=『スタッフが充実し、顧客に愛される 企業/ブランドを営む経営手法』の軸となる考えです。
 従業員の満足度を高めるために重要なことはやはり企業理念や経営理念にどこまで共感ができ、やり甲斐や幸福感を向上させることができるかでした。従業員満足度が向上すれば、離職率の低下や自発的な行動の増加、創造性を高める動きに繋がり、その効果が顧客満足度に繋がり、また地域/コミュニティーなどへの効果/貢献に繋がってそのことが従業員満足度に繋がる循環型の経営にすることができていけます。この循環が『愛される会社』の作り方であると感じました。
 講義では、成長する組織体制には何が必要でどのような手法を用いれば共感・意識の向上に繋がるかや、最愛経営を体現し顧客や地域に愛される企業となった会社のお話もして頂きました。

 この度の例会を通し、会社の理念や指針がどの様な形で顧客満足度に繋がるかが分かり易く理解できたと共に、自社の魅力を考えるきっかけとなりました。

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