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急成長でもゆるがない経営~ピンチで感じた経営指針の必要性と実践~ 広島西支部廿日市大竹地区会

○現在までの経緯

 藤原氏は㈱ディ・ディライトを設立する前は、ソフト開発会社の創業メンバーとして、役員と開発部長を兼任するかたちで活動をしていましたが、他の幹部と経営に対する考え方の違いから葛藤の日々を送っていたそうです。ある方に悩みを相談したところ、中小企業家同友会を勧められ、2008年に入会しました。会活動をするなかで経営者になる決意をし、2012年に2名で㈱ディ・ディライトをスタートしました。
 会社は今7期目を迎え、従業員数も16名となり、大きく成長してきました。しかしながら、ピンチのときもありました。1期目にスマホアプリで、オンライン対局ボードゲーム「Board Lounge」を開発、運用を始めますがサーバーがダウンする事態に至り、運営という課題にぶつかりました。4期目にはⅯ&Aの話がありましたが、それを断り、新たなスマホゲーム「Board Town」を開発しますが、ヒットにはいたりませんでした。この経験から戦略の必要性を感じたそうです。
 翌年経営労働委員会に入り、入門講座で経営指針書を作成しました。
 現在「Board Town」の進化型の開発を進め、スマホ上で新しい形の「街の囲碁、将棋サロン」の実現へと取り組んでいます。

○氏の想い ~経営が怖い、辛い、しんどい~

 今まで会社の状況を聞かれ、「紆余曲折がありながらも何とか成長でき、有難いことです。」と答えてきた。見栄もあり、会社規模拡大を優先してきたが、自分の度量がついていけてない。それでも経営を続けたいのか。今、経営という壁を前に氏はそのように自問自答します。現在、会社幹部一人一人と話しをし、社員に会社に対するアンケートを取り、経営指針書を初めて紙にプリントして社員全員に手渡す取り組みをされています。このような時だからこそ経営指針書が必要と氏は言います。
 今後の経営として、社員を信じ抜くこと、感謝の気持ちを持って誠意ある行動をすること、同友会で経営者として学び深めていくこと、と語られました。

広島県中小企業家同友会

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