平成30年3月15日、ローズコムにてA地区3月例会が開催されました。
技術革新による産業・経済・社会への大変革が迫っている中で、A地区では1月にAI勉強会、2月に各業界の現状と展望報告を行い、3月例会ではまとめとして報告者の宮﨑氏の自社の取り組みを参考に「今までと同じビジネスモデルで将来はあるのか?」という問題提起の例会が行われました。
宮﨑氏は以前より、「どうやって会社・地域・人・家族を守っていくか」、「破綻するかもしれないリスクを認識し、どう回避するか」を常に考えて自社の未来を考えてきました。利益を10倍にすれば色んな手が打てる、10倍にするにはどうすればよいか…そこで立てたのが7年計画です。
この7年計画を基に、大企業や外国製品との価格競争にさらされた地場から、SNSを活用した全国へのネット販売へと販路を拡大し、また、競合他社が真似できない独自機械の開発にも力を注いでいます。そして、会社の体制を若返らせるため20代30代の社員層を厚くしました。若者を育てて知恵を磨き、新しい力や発想を柔軟に取り入れたことで業績も上がり、次世代の組織づくりへも繋がっています。
報告の結びに、生きている会社・死んでいる会社の話がありました。会社は挑戦することで社会や人の役に立つ新しい価値を創造し、その創造こそが「会社の真の目的」である。生きている会社とは、絶えず挑戦し続けて新陳代謝を行っている会社。死んでいる会社とは、見た目は業績が良くても守りや管理に走って停滞している会社。
宮﨑氏の会社では、独立したい若者を40歳で独立へと導く40歳定年制を敷いて、若者主体での独立を見据えた新たなビジネスモデルの立ち上げを促進しています。産業・経済・社会の中で生きている会社であり続けるために、常に新たなことへ挑戦できる環境を整えて時代の変化に対応する革新を考え続けています。
宮﨑氏の報告を聞いて、10倍の利益を出すという気持ちで改めて自社や自社を取り巻く環境を見つめ直し、中長期的な計画を立てて将来に向けた新たなチャンスや発想への種まきに今のうちから挑戦しなければならないと強く感じました。
活動レポート の記事一覧
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