同友ひろしま/2019年/1月/News

瀬戸田を誇れる島にしたい ~レモンケーキを100万個つくる

 地域内連携推進委員会(山本浩矢委員長)は、「地域資源を生かした中小企業の仕事づくり」を切り口に勉強会を行っています。11月14日、レモンケーキ100百万個/年つくる瀬戸田の㈱島ごころさんを訪ね、工場を視察するとともに、「瀬戸田をもっと誇れる島にしたい」という社長の奥本隆三氏にお話を伺いました。
 奥本社長は瀬戸田生まれの36歳。神戸の洋菓子学校、洋菓子企業で修業を重ねますが、気になるのは過疎化が進む瀬戸田の町。日本一の生産量を誇るレモンと腕を磨いた菓子づくりの技術を組み合わせれば活気を取り戻すことにつながり、わが子や島で育つ子供たちの未来の可能性が広がるのではと瀬戸田でレモンケーキづくりに取り組み始めたのが10年前。大手デパートでの販売を広げ、パリの広島フェアにも出品、4年前にはグッドデザイン賞を受賞されました。
 瀬戸田のレモンの生産量は年3000トン。その内、島ごころさんの使用量は30トンだそうです。仕入れ価格を安くする交渉は一切していないそうです。それどころか、使用量が増えると仕入れ価格は上昇しているそうですが、「生産者を大事にしたい。値引き交渉は、生産者にマイナスになる。自社の努力で吸収したい」と話します。
 また、工場は機械化をすすめ、従業員さんの動線を意識した設備や部屋を配置しています。生産性を高めて「残業をしない会社づくり」にも取り組まれており、人を大切にしたいとの思いが伝わる訪問となりました。

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