同友ひろしま/2020年/5月/News

更新日2020.06.19

我社のコロナ対策  ㈱こんどう電器 代表取締役 近藤 愼二 氏(福山支部)

 今回行った、「第二回 新型コロナウイルスの影響に関する緊急アンケート」で社内での取り組みについて伺ったところ、福山支部の近藤氏より、大変丁寧なご回答をいただきました。皆様にもご参考になると思い、氏のご了解を得て、ご紹介させていただきます。

 2月初旬、何かとんでもない事が起こりそうだと感じながらも、楽しい日々を過ごしていました。2月6日の東部エリアの勉強会で、坂東講師から「経営指針の全社一丸の実践は、経営理念の実践そのもの」ということ、社員さんとの心の通うコミュニケーションの大切さ、そして心の栄養を得る言葉を、深く深く学びました。
 2月中旬、新型コロナウイルスの脅威が迫りつつある現実を厳しく感じ始めながらも、ウイルスの脅威に対して何もできない自分に対して、ただただもんもんと、息の詰まるような日々を送っていました。そしてもしかして起こるかもしれない困難な未来に対して、逃げたくなるような思考にも陥り悩みました。
 しかし、我社は小さい会社ですが、私はその会社の社長です。会社の未来を予測するのも、戦略戦術立案そして実行責任はすべて社長の私一人にあります。そのような直向きな社長の姿勢に、賛同して、共に働いてやろう、協力してやろうと、ありがたい社員さんがついてきてくださり、そしてその社員さんをお客様が支持してくださいます。これから起ころうとする困難に対して、私は決して逃げてはならない、一生懸命真剣に考えれば必ず道はひらける、と強く思うようになりました。
 そして、2月6日の講師の言葉を思い出し、原点である経営理念に立ち返って考えました。弊社の経営理念は「あの店があってよかったと言って頂ける 人と環境にやさしい感動店づくりと物心両面の幸せづくり」です。新型コロナの脅威に対して、どうすれば社員さんとお客様を守る事が出来るか、電器屋として何ができるか、真剣に考えました。

 「そうだ、SWOTだ。SWOTクロッシングだ」。これから起こるであろう外部環境変化を自分なりに分析し、自社の強みを考え、攻める分野を見つけ出し、それをさらに深堀りしました。導き出した基本方針を、社員さんと一丸となって学び、考え、意見を出し合い、販売マニュアルを作成しました。そしてその商品を先行して手配しました。  現状では既存商品は世情通り前年ダウンですが、前記の攻める商品が、十分売上を埋めてくれ、総売り上げは前年を上回っています。
 しかし今は良くても、明日からも上手く行くとは思えない状況にあると思います。その商品も今後の入荷状況がとても不安定になってきました。さらに世界全体の情勢が第2次世界大戦時、もしくは世界恐慌以上の大不況になりそうな状況で、不安一杯です。同友会の仲間からアドバイスをいろいろ頂きたい、共に乗り越えてお互い笑いながら語り合いたいと切望してます。
 最後に、具体的な行動の1例をまとめました
①時短営業。ちょっとでも体調が悪ければ気持ちよくどんどん休んで頂く。(私だけは今までどおり365日24時間受付サービス実行)
②社員さんへのマスクの支給、マスクの除菌器具の支給。
③仕事から帰社時に、全身服の上から除菌、そして徹底的に手洗い、うがい。
④お客様へ訪問時入出時、手の除菌。そして水筒持参で常にのどを乾かさない。
⑤店内一時間ごと以上の換気。
⑥レジ廻りビニールシート貼り。
⑦店内大型プラズマクラスター発生装置、2台フル稼働。
⑧携帯用車載プラズマクラスター発生装置を社員全員に支給。常時携帯して頂く。(車載だけでなく家庭室内移動時AC電源で稼働。外出時は充電電池で稼働。24時間、社員さんをプラズマクラスターで全身を包む対策)
など 
 他にも数々順次対応しています。

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