「未来を創る~挑戦を恐れず、行動し続けることの重要性~」広島東支部青年部オープン例会
- 開催日時:
- 2025/02/27(木)
- 会場:
- 広島県民文化センター
- 人数:
- 534名
- 報告者:
- 講師:植松電機(株) 代表取締役 植松 努 氏
- 文責者:
- アイウイングス(株) 相原 一哉
2月27日県民文化センターにて、おおよそ6年ぶりにオープン例会を開催し、オブザーバーを含め534名が参加しました。講師として、㈱植松電機 代表取締役 植松 努 氏(北海道同友会)をお招きしました。
■思いは招く
子どもの頃から「ロケットを作りたい、打ち上げたい」という夢を持っていた氏でしたが、周りの〝諦めろ〟という言葉に挫けそうになっていました。そんな時、ロケットについて研究をしていた永田教授と出会い、夢であったロケットの開発に関わることになります。このような経験から、植松氏は「思いは招く」、つまり、夢を発信することで、夢に共感して一緒に叶えてくれる人との素敵な出会いを運んでくれるということを実感しました。
同社は以前、採用をしても定着が難しい時期がありました。その原因はまさに、自分自身が疎んでいた、上からの命令・指示で仕事を行う職場環境にあると気が付きます。「現状では未来がない」と、すぐに行動を開始。


会社から役職を取り払い、年功序列等によるボーダーを撤廃しました。このことにより、社員たちが主体性を持って仕事を行うようになり、好奇心と探究心を育む環境になったと言います。さらに氏はロケット開発を通して達成感を経験することで、子供たちが失ってしまった自信を取り戻そうとするロケット製作の活動を続けています。
2024年度の初めに、野村部会長の宣誓でオープン例会に向けて動き出し、三浦実行委員長が周りを巻き込んだことで、たくさんの人を巻き込んだオープン例会にまで発展することが出来ました。この挑戦を毎年継続することが、東支部青年部会の組織作りに重要な要素となることは確かだと考えています。そしてそれが「行動し続ける」ことへの成長の証になれると信じております。