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2025.07.10

「自社分析をして経営計画を立てよう~激動の社会を乗り越えるための対策~」三原支部

開催日時:
2025/05/21(水)
会場:
イマトスペース
人数:
20名
報告者:
(株)豊田工業所 代表取締役 豊田 克浩 氏(福山支部 支部長)
文責者:
三平商事(有) 林 大作

この度の報告は長年、経営労働委員会の役をされ、県の委員長なども経験し、現在は福山支部長の豊田氏に登壇していただいた。
内容は指針書制作に関しての基本構成、現状分析、自社分析のポイントなどから始まり、分析ツールの使い方などだった。びっくりしたのは統計地理情報システム、地域経済分析システムだった。これはワンクリックで有りそうでない、誰でも有れば知りたいデータが一発で分かるという素晴らしいサイトを教えていただいた。これこそ同友会で言う、データを基に考える「科学性」だと感じた。

グループ討論では、①どのように自社分析して、方針を立てていますか? ②今後どのようにしていきますか?というテーマだった。方針を毎年立てている会社は少なく、雑談や普段の会話の中で共有している会社など色々だったが、一番大切なのは「伝える、共有する、同じ方向をめざす」だと、まとめたグループが多かった。いくら良い方針、戦略、戦術が有っても、バラバラだとなんの意味ももたない。方針の内容より、伝え共有し行動する事が何よりも一番重要だと感じた。

報告者の豊田氏も言われていましたが、PDCA のサイクルを回すのではなく、まずは「やってみる」DOから始めるべきだ。これからのサイクルはDоCAP(ドゥーキャップ)でまずは行動して、それから失敗を修復して挑戦を続けていただきたい。 何か新しい事を始めると、すぐに否定する人が周りにいませんか?強い気持ちをもって進みましょう!
この度の例会は経営労働委員会主催の例会だが、やはり参加者が少ない。毎回、経営労働系の例会は参加者が少ない。理由として「必要と分かってはいるけど出来ていない自社が恥ずかしい?突っ込まれるのがしんどい?」この辺りも理由の一つでもあるのではないだろうか?だからこそ参加して欲しい内容の例会だと感じた。