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2025.07.10

「人が育つ環境とは~人材育成にフォーカスし、人が育つ環境には何が必要か~」福山支部A地区会

開催日時:
2025/05/16(金)
会場:
ローズコム
人数:
20名
報告者:
島田正美社会保険労務士事務所 島田 正美 氏
文責者:
ひろしま東部法律事務所 山崎 義明

実質的には今年度初となるA地区5月例会は、人材の確保、育成、定着に悩まれている会員さんが多いなか、社員が育ち、社員が会社や事業所に定着する職場環境を整備するには、何をすればいいかを学ぶ例会となりました。
まず、講師の島田氏からは、社会保険労務士としてのご経験や会員企業の実例などを踏まえ、社員が育つための環境要素としては①経営者と社員との信頼関係を構築すること②社員に成長する機会を付与すること(社員にまかせること)③社員の活動を肯定的に受け容れたうえでその評価や改善点等を伝えること、の重要性をご教示いただきました。

また、小規模事業者だからこそ実現可能なこととして1対1での面談を実施し、社員の思いや考え等をじっくりと傾聴する姿勢が大切であるとの指摘もありました。
その後のグループ討論では、社員の育成や定着を図るために各々の会員が行っている取組みについて意見交換をしました。私のグループでは、社員とのコミュニケーションは経営者自身ではなく管理職が実施しているといった事例や、社員の定着を図るために給与等の待遇面に配慮している事例等の報告がありました。
2日前に開催された福山支部定時総会での記念講演で岡崎瑞穂氏から「社員が満足することが出発点で、それから顧客満足や会社の成長につながっていくこと」「お金を稼ぐ道具ではなく家族として社員に接すること」の大切さを学ばせていただきましたが、5月例会での学びは、記念講演での学びに直結するものがあったように感じました。