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2025.07.31

「合同例会in 沖縄 ~人と地域を活かす経営~」福山支部B地区会

開催日時:
2025/06/19(木)
会場:
N.B.C(沖縄)・市民参画センター
人数:
80名
報告者:
日鐵鋼業(株) 能登 伸一 氏(福山)、(株)トマス技術研究所 福富 健仁 氏( 沖縄)
文責者:
沖縄ビジネスサポート 原田 公晴

6月例会は6月19日(木) 沖縄市NBCと福山市民参画センターにて開催し、2会場で合計80名の参加者でした。福山支部B地区会より日鐵鋼業・能登社長、沖縄中部支部よりトマス技術研究所・福富社長が「経営者の決断と覚悟」と言うテーマで、それぞれ発表をしていただきました。 事業継承された能登社長と創業者である福富社長の違う立場でも、課題や困難に向き合う経営者としての覚悟は同じもので、お話を聞いて、解決して前へ進めるかどうか最後は経営者自身にかかっていると思いました。まさに能登社長が話された「原因自分論」を痛感しました。

また福富社長の創業から今に至るまでのお話は、銀行融資を断られ何度も倒産の危機に瀕したり、海外事業でマフィアに命を狙われたりと、まるで映画のような壮絶な内容でした。それでも事業継続されているのは「この仕事は私の天命」だとおっしゃっておられたのが深く心に残りました。

グループ討論では沖縄・福山、両会場をつなぎ発表内容を共有しました。「お二人に共通する強い意志と実行力に感銘を受けた」「諦めずに進み続ける経営者としての覚悟を感じた」「沖縄も広島も同友会に対する思いは共通している」などの意見がありました。それぞれ発表者を出したので時間配分が短く、もっとゆっくり話を聞きたかったと言う意見もありました。 末広地区会長から小組長の打診を受けた時から「沖縄で事業をやりたい!」と考えておりました。

約1年前から小組会で準備を重ね、沖縄同友会中部支部様のご協力で合同例会を開催することができました。例会・懇親会の中で具体的な事業連携された方もおり、今後の展開に期待しています。 沖縄県はコロナ前に入域観光客数1千万人超えで世界1位となり、今年も1千万人を超える見込みで、また観光資源だけでなく出生率が全国1位であり国内でも魅力的な地域であります。江戸時代に琉球王国使節団が潮待ちで何度も鞆の浦に逗留した記録も残されています。古より続く福山と沖縄の繋がりを活かし相互の事業発展に繋げていきたいです。今回の合同例会をきっかけとして、今後例会だけでなく、双方で合同会社説明会などの開催ができればと考えています。前例がない中で、不手際もあり事務局や関係者にご迷惑をおかけしたこともありましたが、皆様のおかげで無事に開催できました