「Ｐ地区の皆様、結果出してますか？」福山支部P地区会

9月のP地区例会では、S地区会長・道下克巳さん（㈱エムズワークス 代表取締役）にご登壇いただき、ご自身の経営体験と同友会活動について熱く語っていただきました。
道下さんの報告の核は「成果3本柱」。
①売上・利益率の向上、②社員の定着、③時間の創出。この3つは、同友会での学びを自社に適用し、実行し、数字で検証するという姿勢と強くリンクしており、同友会活動が経営に直結していることを実感できる内容でした。

特に印象的だったのは、社員一人ひとりの夢を聞き、共有することで定着につなげている点です。「適度な距離感を大切にする」経営者にとっては簡単ではない実践ですが、社員の未来を共に描く姿勢が、会社の安定と成長を支えていることが伝わりました。実際、社員面談や評価基準の明確化、働き方への柔軟な対応など、具体的な取り組みが紹介され、参加者からも「自分ならどう取り組むか」を考える大きなきっかけになったとの声が寄せられました。

また、グループ討論では「会社の姿勢と同友会の姿勢はどうリンクするか」をテーマに議論しました。同友会活動はあくまで経営を学ぶ手法の一つであり、重要なのは課題意識を持ち、学びを自社に置き換えて行動していくこと。P地区スローガン「変えるのは行動！変わらないのは志！」を改めて心に刻む時間となりました。

今回の例会にはS地区から多くのオブザーバー参加もあり、大変活気ある会となりました。道下さんのリーダーシップと実践に学び、私たち自身の経営姿勢を見つめ直す貴重な機会となりました。