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2026.02.20

「エリートサラリーマンを脱サラ〜広島で未経験の仕事で企業 スタート時の苦悩と今〜」広島中支部中⑨地区会

開催日時:
2026/01/21(水)
会場:
ひと・まちプラザ
人数:
37名
報告者:
BeINPRO 代表 小川 卓彦 氏
文責者:
(株)シーズ 平川 清高

小川さん(48)が自身のキャリアと決断の背景を語った。兵庫県稲美町出身の氏は、学生時代を通じて硬式野球に打ち込み、左膝半月板損傷という挫折も経験。高校時代には大阪駅で阪神・淡路大震災に遭遇し、命の危機を間近に感じた体験が、その後の人生観に大きな影響を与えたという。
社会人としては兵庫日産自動車のカーディーラーで営業経験を積み、28歳で年収450万円を確保。その後、MR派遣会社を経て製薬業界へ転身し、第一三共やアステラス製薬で実績を重ねた。メーカーへの憧れから、世界売上ランキング上位の米イーライリリー日本法人に転職。41歳で年収1,000万円を超え、営業マネージャーとして順調なキャリアを築いた。

転機は43歳での広島転勤だった。毎年前年比150%超の成果を上げながらも、上司からのさらなる成果要求に違和感を抱き、会社員としての限界を意識するようになる。そこで選んだのが独立の道だ。2023年7月、未経験分野である水回りコーティング事業「レコナコートラボ広島十日市店」をフランチャイズで開業。ロイヤリティ負担や事業制約に悩みつつも、地道な営業と品質重視の姿勢で顧客を獲得し、2年半で年間255台を施工する規模へと成長させた。

安定した高収入を手放し、未知の分野に挑んだ小川さんの経験は、キャリアの再設計を考えるビジネスパーソンに現実的な示唆を与える講演となった。