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2025.04.25

「工務店の危機を乗り越えるために絞り出した経営戦略〜事業発展•拡大に役立つ地区会を越えた同友会活動のススメ〜」広島東支部南①地区会、南③地区会

開催日時:
2025/03/11(火)
会場:
TKPガーデンシティ広島
人数:
150名
報告者:
(有)榮成興産 代表取締役社長 板垣 多一 氏
文責者:
ひろしま旬彩 鶴乃や本店 中屋 まや

鹿見実行委員長の元、150名という多くの皆様と例会スタートです!
〜板垣氏の報告〜

事業継承者として戻られた板垣氏には色々と自社の改善したいところを感じていました。しかしこれを、というものを模索しながら多くの経営者が集まる同友会への入会を勧められ入会。当初は前社長のお父上や周りから飲みに行っているだけというような事も言われたそうです。家業もこなしながら積極的に同友会活動も取り組まれているうちに委員会活動にも力を入れていかれます。
そこで高齢化社会の現実。グループホームの少なさ、高齢者の受け入れの難しさと直面され板垣氏は工務店としての自社の強さを発揮して「無いなら自分が作ろう!」という行動に出られます。自ら見た目も美しい戸建てでグループホームを作られました。

そしてグループホームを経営したい方に実際に目にしていただくようになりこれなら自分もやってみたい……とあっという間に県内に多くのグループホームを作られました。
先々競合の同業者との差別化を考え、方向を悩まれていた板垣氏は同友会活動を通して高齢者のための社会貢献と自社の新しい形を見事に作り上げられました。

板垣氏の決断力と行動力はもちろんのことですが、同友会に入会し、委員会等でさまざまな現実と直面することで社会にも自社にも双方良い未来を掴まれました。板垣氏の同友会活動を通して社会貢献と仕事の素晴らしい右上がりの結果はお父上も満足され、その後はただの飲み会などと言われる事もなく陰で板垣氏のされている社会貢献についてご自慢もされてるそうです。
社会貢献も事業継承も同友会活動を通して全ていい結果を出された板垣氏は自身の体験から同友会のススメ!を赤裸々にお話ししてくださいました。行動力、決断力、そして同友会の意義を学んだとても勉強になる時間でした。