活動レポート
2025.05.28

ぶれない経営総会~福山支部K地区会

開催日時:
2025/04/16(水)
会場:
ガクオン食堂
人数:
15名
報告者:
地区会⻑、グループ⻑
文責者:
(株)福山楽器センター 新庄 一貴

この度は、K地区総会でした。2024年度の振り返りと2025年度の取組について、地区会⻑と3名のグループ⻑からそれぞれに発表が⾏なわれました。
私もグループ⻑の1⼈ですが、K地区はA~Cの3つのグループに分かれ年間3〜4回地区例会の開催を担当しています。グループ⻑は2年の任期で変わらずですが、刺激があった⽅が良いのではと⾔う意⾒もあり、1年で慣れたグループを解散し新たにメンバーを組みなおしてのスタートすることとなりました。

それぞれ⼗数名のグループですが、グループ⻑でそれぞれに異なる⾊があり、またメンバーによってその違いがより濃くなるか中和されていくか、グループ⻑としては⼤変ではありますが、様々な変化があり⾯⽩いなとも思っております。
そんな中、この度は想定外の出来事があり、⾃分が事態に対応しようとして頭の中がぐるぐるなったことが⾯⽩かったので、書かせていただきます。
グルグルしたキーワードはこちらです「ただしいこと。意⾒。⽴ち位置。柔軟性。包括。学び。統制。ルール。⼈として。とはいえ。判断。調和。我慢。受け入れ。無関心。従順。間違い…」など。

状況や環境またその時重視することによって、アウトプットする⾏動や⾔動は変わります。個⼈としてはアウトプットすることが、その時の解となるのですが-このように思った⾃分を客観的にどういう状態だったのか考えました。
我々は、⾊んな⾃分の中に経営者という⾃分を持っているわけですが、こうした⾔葉の中で「ただしいこと」とは何かを⾃問⾃答しながら解を求め、⾃分の「⽴ち位置」を定めようとします。

けれども、時には導き出したその時の解に対して、「柔軟性」や「包括」の精神が問われる場⾯もあります。他者との違いを学び、違和感に耳を傾け、時には⾃らの思い込みを「学び」に変えることも必要で、そうした環境を提供してくれているのが同友会だと感じました。
「統制」や「ルール」は秩序を保つほんの⼀部の⼒であることを理解しつつも、「とはいえ」という⾔葉で「⼈として」どうあるべきかを内省させられます。現実はいつも綺麗に割り切れるものではなくて、そうと分かっていながら抵抗してしまうこともあります。また、⾃分がそうであると認識してしまうと、「調和」を選び「我慢」を重ね、「意⾒」1つ発するべきかと「判断」に迷い悩むこともあります。⼤分めんどくさい⾃分です。そして、「無関心」が楽だと感じる日も、「従順」でいることで波風を避けたくなる時もあります。でも、そのどれもが⼈間らしく時には「間違い」を含んでいるからこそ、私たちは成⻑していけるのだと思いました。
交差する感情や思考のなかで、それでもその時の解を出し続ける。その積み重ねが、「⾃分らしい経営者」という答えに近づいていくのだと思います。
この度の例会では、恐らくそんな風に感じ考えた⽅が幾⼈も居たような表情が⾒えました。K地区はとても良い会だと改めて思いました。