～迷える子羊たちを導く！～
経営指針書作成のススメ！

中③④地区会・中⑨地区会合同例会を開催しました。
報告者は経営指針塾オブザイヤー獲得の中③④地区会の金口氏。
「迷える子羊たちを導く！　経営指針書作成のススメ」とのタイトルで、ご報告いただきました。
ご報告は会社概要のご説明から始まり、カリスマ経営者である父上が進めてきたこれまでの企業風土、そして後継者である氏が経営指針成文化に着手し、従業員も巻込んでの経営指針作成への道筋をご説明いただき、実際に作成された経営指針書を発表していただきました。
経営理念、10年ビジョンの項目では、現社長（父上）の作られた経営理念の意思を踏襲しながら、ご自身の想いを現代にマッチした内容で表現され、経営方針、経営計画の項目も初回作成とは思えない具体的な取組内容をご報告いただきました。
まとめとしまして、経営指針は完璧でなくても良いので、まず作ってみよう！同友会には手助けしてくれる先輩会員さんがたくさんいる！従業員さんも一緒に全社的経営を目指しましょう！と力強く訴えられました。
今回の合同例会は会員の皆様に経営指針の重要性を知ってもらいたいとの金口氏の想いが詰まった熱い例会となりました。
記：綜合テント工業（有）　馬淵 憲徹

今月は中34地区会との合同例会で61名の大勢の方に参加して頂きました。
ベルエールの金口 志織 氏は経営指針塾に通い、社員と一緒に経営指針書作りに取り組み、2024年指針塾オブ・ザ・イヤー（最優秀賞）を取り、その後の会社の変化をお話して頂きました。
それまでの会社は金口氏の父のワンマン経営で、そのまま自分が社長を引き継でやっていたのですが、いくつもの問題を抱え、「このままではダメだ。会社を変えなくてはいけない。」と思いで、経営指針塾に入塾し、社員と一緒に指針書作りに励んできたお話をして頂きました。
グループ討論では「自社の理想を社員や取引先にどう伝えますか？」というテーマで話し合われ、いろいろな意見が出てきたと思います。
その中で私が一番覚えてる事は、「叱る場合などちゃんと指針書に沿って説教をしておりますか？」
「そうでなかったら、ただ上手くいかなかった事、クレームが出た事、問題が起きた事を、後になって、その当事者を責めてるだけだよね。それは問題解決ではなく、ただ怒りをぶつけてるに過ぎないよね。」というお話がありました。
こういったトラブルをなるべく未然に防いでいく為にも、会社の指針をちゃんと文字にして伝えていく必要があるよね。という話でした。
ご参加して頂いた皆様ありがとうございました。
記：（株）あさがお乳食　三上 良晃