「強みを生かし新しい市場を創造」呉支部芸南地区会～県同友会総会

第１部：総会

総会は定刻通りに開始され、滞りなく進行しました。中でも印象的だったのは、山根翔也さんが県理事に選出され、登壇された場面です。
緊張感のある場でも堂々と話されており、その姿に大きな感銘を受けました。コメントも的確かつ力強く、「さすが」と思わされるリーダーシップを感じました。参加者の前で落ち着いて発言する姿から、日頃から真摯に取り組まれている姿勢が伺え、今後の県理事としての活躍に大いに期待が持てました。

第２部：分科会とグループ討論

続く第２部では、第１分科会に参加しました。およそ100名が参加する中で、報告者の板垣多一さんが語られた障害を持つお子さんへの想いと経営への向き合い方には、深い情熱が感じられました。ビジネスを通じて社会的な課題と向き合い、自社の未来を切り拓こうとする姿勢に心を打たれました。

また、グループ討論では「ブルーオーシャン戦略」をテーマに活発な議論が交わされました。競争の激しい市場ではなく、自社の強みを活かしながら新しい市場を創出するという考え方に、多くの参加者が関心を示していました。特に指針塾で学んだフレームワークを活用し、事業の方向性を明確にしていくプロセスには多くの学びがありました。

第３部：懇親会

懇親会では、普段の例会や分科会とはまた異なる雰囲気の中で、多くの参加者と自由に交流することができました。
形式ばらない和やかな雰囲気の中で、支部や地区の垣根を越えて語り合う時間は非常に貴重であり、新たなつながりを築く絶好の機会となりました。
特に印象的だったのは、前年の会員増強における功績者に対する表彰式です。壇上に上がった方々の笑顔やエピソードからは、同友会の発展に向けた地道な努力と情熱が伝わってきました。

そのような仲間の活躍を称え合う文化が根付いていることに、同友会の魅力と力強さを感じました。
さらに、普段の勉強会では見ることのできない、参加者一人ひとりの人間味あふれる一面にも触れることができました。お酒を交わしながら語り合う中で、笑顔や冗談が飛び交い、会場には温かい一体感が広がっていました。
真面目な議論だけでなく、こうしたリラックスした場での信頼関係構築が、今後の活動や協業にもつながる大きな土台になると感じました。