「地域で若者を育て、地域に残すには」呉支部求人・社員教育委員会

今回の「学校の先生方と経営者との懇談会」では、最初に５月17日に開催された「高校生と保護者のための企業ガイダンス」の振り返りを行いました。
続いて、「社会に出て経験したこと～ 厳しさと働きがい」というテーマで、入社４年目の三工電機（株） 近藤遥照さん、（株）テイケン　谷本涼斗さんをパネラーに迎え、(有)川中工業所　川中雄太氏のコーディネートで進められました。

社会に出て、会社で仕事を覚えつつ、様々な失敗を経験しながら、成長していく二人のお話は、参加者に感動と共感を呼びました。
報告を受けてのグループ討論では「学ぶ・生きる・働く～ 若者の人生を共に支援しよう！」というテーマで、立場は違えど、「人を育てる」という切り口から、意見交換を行いました。
アンケートに寄せられた先生方のご感想を紹介致します。「様々な体験をさせていくことの大切さ、学校での取り組みを改めて見直そうと思います」「学校と企業が、もっとチームとしてできることを検討していきたいと考えることのきっかけになれた」「生徒が、仕事に前向きに取り組むことができるための対話については、まだまだ勉強が必要だと感じる。時代の変化に対応していきたい」。
地域で若者を育て、残すことが、地域の活性化・地元企業の活性化に繋がります。参加されていない会員の皆様も、この懇談会にぜひ一度はご参加頂くことをお勧めいたします。