ちょっとした話
- 開催日時:
- 2025/08/20(水)
- 報告者:
- (株)晃祐堂 取締役社長 土屋 武美 氏
- 文責者:
- 事務局 児玉、大塚
「思い出は、リサイクルじゃなくアップサイクルで輝く」
(株)晃祐堂 取締役社長 土屋 武美 氏(広島東支部)
毎年、日本の小学校では、子どもたちの夏の思い出が詰まった「朝顔のプラスチック植木鉢」が、役目を終えて数多く廃棄されています。
しかし、筆の郷、広島県熊野町の晃祐堂は、それを「ゴミ」ではなく未来の物語が詰まった「宝物」と捉えました。
同社は、この植木鉢を単に原料へ戻す「リサイクル」ではなく、デザインと物語という新たな価値を加え、より魅力的なモノに生まれ変わらせる「アップサイクル」という手法を選択。思い出の鉢は、見事な筆の軸へと姿を変えました。


子どもたちが自分の思い出の「その後」を学べるこの循環の物語は、現在開催中の2025年大阪・関西万博でも9月から展示され、世界へメッセージを発信しています。
広島エリア経営労働委員会主催
経営基礎講座での学びを深めよう!勉強会開催
各エリアで開催している「経営のキホンの“キ”シリーズ 経営基礎講座」は、今年度から1クール制へと変更になりました。1年間を通じて全講義にご参加いただくことで、経営指針の完成をめざす内容です。
さらに、基礎講座で学んだ内容をより実践的・具体的に深める勉強会を開催します。テーマは「企業訪問」「企業変革支援プログラムVer.2の活用」「人を生かす経営」「マネジメント研修」の4つです。
第1回は、8月25日(月)13時より「企業訪問編 ~経営指針の“理論”から“実践”へ~」と題し、日鐵鋼業㈱ を訪問し、代表取締役 能登伸一 氏から、実際に現場で経営指針がどのように活用されているかを学びます。同友会で培われた経営指針の学びを、「現場」で体感し、自社への落とし込みや実践のヒントを得ることが目的です。また、能登氏の経営姿勢に触れることで、「理念の重要性」や「社員が辞めない会社づくり」への理解を深める機会にもなります。実践者のリアルな声を聞いて、経営指針の可能性を再認識しませんか。
第2回は、11月12日(水)18時半より「企業変革支援プログラムVer.2の活用方法」をテーマに開催します。登録後、どのように自社経営に活かしていくかを学びます。詳細が決まり次第、e.doyuにてご案内いたします。経営指針を作成している方はもちろん、これから取り組みたいと考えている方もぜひご参加ください。