「未来を見据えて経営する」呉中央地区会

今回の呉中央地区会７月例会は、みずば農園の水場大輔さんに「これからの農業とは？～やりたくなかった４代目の百姓奮闘記」というテーマで経営体験報告をしていただきました。
水場さんとしても同友会では初めての報告。また今年度、呉中央地区会としても初めての経営体験報告例会でしたが、公開行事にしたこともあり、参加者35名と他地区会や青年部からも多数ご参加いただきました。

報告内容は、決して順風満帆ではなかった事業承継や父親との関係など赤裸々に語っていただき、その後、現在の農業の現状、同友会との関わり、これからのビジョン、現在の課題など熱い想いの伝わる報告でした。
そしてグループ討論では、大きなテーマとしては「儲かる仕組みとは？」でしたが、サブテーマとして、人材育成・組織づくり・コミュニケーションと３つの内容に分けて、それぞれのグループでテーマを変えて討論していただきました。
最後にはサプライズで、水場さんからの奥様からの手紙を披露し、もらい泣きがありながらも報告者のためになる素晴らしい例会でした。
今回の例会で感じたことは、日頃触れることのない農業の現状を知り、水場さんが描くこれからの農業への想いを聞くことで、職種に限らず、未来を見据えて経営することが重要であることを再認識しました。これからの水場さんのご活躍を心よりご祈念いたします。