「会歴34年・長老小尻の男塾!〜同友会との向き合い方を伝授します〜」東地区会
- 開催日時:
- 2025/07/16(水)
- 会場:
- ひと・まちプラザ
- 人数:
- 48名
- 報告者:
- (有)小尻商会 代表取締役 小尻 晋也 氏
- 文責者:
- (株)ワンオアエイト 原 匡志

今回の例会では、同友会歴34年の小尻晋也さんをお迎えし、「同友会との向き合い方」をテーマに、これまでの歩みや思いを語っていただきました。
事業や経営の話ではなく、同友会という場とどう関わってきたのか、その中で何を感じ、何を得てきたのかを、実体験をもとに伝えてくださいました。中でも印象的だったのは、「間違ってもいい、挑戦できる場として同友会がある」という言葉でした。悩んだり迷ったりしながらも、この場があったからこそ前に進むことができたという言葉には、重みとあたたかさがありました。
また、時代とともに会の雰囲気が変わっていく中で、「どう関わるかは自分次第」とおっしゃっていたことも心に残っています。与えられるのを待つのではなく、自分がどう関わるか。その姿勢で、会の価値は変わっていくのだと改めて気づかされました。
【グループ討論】
今回は、小尻さんの「雑談の中にたくさんのヒントがある」という言葉を受けて、グループ討論もこれまでとは違う“雑談形式”で行われました。最初はどう進めていいか戸惑いもありましたが、形式に縛られないからこそ、自然な会話が生まれ、本音で語り合える雰囲気がありました。

話すうちに別のテーマに展開していくこともあり、そうした自由なやりとりの中に、たくさんの気づきがありました。雑談だからこそ出てくる言葉や想いがあって、それが学びになる。そんな実感が持てる時間でした。
今回の例会を通して、同友会の原点に立ち返り、「自分は何のためにこの場にいるのか」を改めて見つめ直す機会になったと思います。私自身も、ただ参加するだけでなく、自分なりの関わり方を持ちながら、新しく入られた方が安心してこの場に踏み出せるように、そっと背中を押せるような存在になりたいと感じました。