活動レポート
  • ホーム
  • >活動
  • >「地域密着のクルマ屋 サンボレの『夢の育て方』」廿日市地区会
2025.09.08

「地域密着のクルマ屋 サンボレの『夢の育て方』」廿日市地区会

開催日時:
2025/07/11(金)
会場:
廿日市商工会議所
人数:
29名
報告者:
(株)サンボレ 代表取締役社長 小田 修久 氏
文責者:
(株)山崎精研 山崎 茂則

「10年に一度の大きな挑戦に備えて、1年に1度は必ず挑戦をする。」事業や地域活動において絶えず挑戦し続ける小田氏に経営体験報告を行なっていただきました。
祖父から「三惚れ」(社名の由来)という言葉、祖母からは「躾け」、父からは働く「DNA」、母からは「隣にいる人を幸せにする」という教え、これらを胸に秘め、「すげークルマ屋」になる。これが当時18歳だった小田氏の夢の出発点でした。

小田氏は、人生・仕事の成果を、能力×熱意×考え方×出会い×決断 と表現されました。特に「考え方」は重要で、その在り方次第で大きく成果は変わってくる事を述べられました。
サンボレの「考え方」の中心にあるのが「周りの人を笑顔にする」事だと、お話を伺い感じました。それは事業、地域活動ともに共通したものだと思います。

の象徴的な活動の一つに「サンボレ祭り」があります。年に一回地域の人を招き、お祭りを行います。報告の最初にその様子を撮影した動画を見せて頂きました。お祭りの主役は子ども達です。会場に子供達の笑い声と笑顔が溢れていました。特に今回は18名の発達支援児童の子ども達が店長として参加し、参加した他の子供達と一緒になって楽しんでくれたことが何より嬉しかったと、小田氏は語られました。

同席された同社の事業責任者・西川幸子氏から、サンボレの活動報告として、「仕事の夢は、やりたい事とやりたくない事を決める事から」ということで、サンボレのやりたい事、やりたくない事のリストを紹介して頂きました。
また、地域活動においては、サンボレ祭りをはじめ、カンボジアの「国境なき医師団」への1台販売につき500円の寄付、社屋の2階を災害時の一次避難所に認定、子ども食堂、アスリート食堂への取り組み等のお話を伺いました。継続して活動しているものもあれば、中断しているものもあり、継続する事の難しさを知る事が出来ました。
「あなたの夢は何ですか?それを実現する為に何をしていますか?」というテーマでグループ討論を行いました。夢という言葉自体は漠然としたものですが、報告を聴き、お互いに語り合う事でより具体的に出来たのではないかと思います。ぜひ夢の実現に向けてこの例会での学びを活用して頂きたいと思います。