「かまってちゃんから始まる価値観のシンカ～ジム経営と自己変革のリアル～」福山支部青年部会

谷村氏の報告でした。
立場上は会社の代表ではなく、一事業部の責任者というポジションの中、本人が任されてやっているジムニーランド（スポーツジム）の紹介から入りました。まだまだ20代前半と若く、自分の趣味であった筋トレから縁があり今の仕事をしているのですが、業績が上がらず試行錯誤して売り上げをあげるために取り組んでいるという話からでした。

ただ報告の本質はそこではなく、谷村氏が同友会に入会してたくさんの経営者と出会う中で経営者はかっこいいというイメージがあったのですが、そんな中自分に足りていないもの、何をめざしどうしていきたく、自分自身どうなりたいかということがはっきりとしていませんでした。事業をするうえでどう行動するか、どう判断するかというときに芯（ビジョン）が必要不可欠だと気付きも得たとのことでした。

そのため報告の発表が決まったあと他の経営者に会い、話し、そして自分のやりたい事、ビジョンを明確にするために汗を流していました。すぐに行動に移せたこと、そして横のつながりを通じて経営者に出会えることが改めて同友会に入会していることの強みでもあるなと考えさせられるとともに、まずは自分のことを知り、そして行動に至ったことで成長があるのだと、報告を通じて意識させられました。

他の会員からは厳しい意見も出てはいましたが、報告作りの関りや自分をさらけ出すというところが青年部会ならではの良いところでもありました。
まだまだ粗削りではありましたが、谷村氏が自分のビジョンを持つことによって今後の事業への取り組み方や行動が変わってくるのではと感じました。