「女性が働きたい会社が生き残る~企業が選ばれる職場に変わる方法~」広島東支部南②地区会
- 開催日時:
- 2025/09/17(水)
- 会場:
- サテライトキャンパスひろしま
- 人数:
- 81名
- 報告者:
- (株)ad・just 代表取締役社長 桐原 明栄 氏
- 文責者:
- (株)ムクダ 椋田 幸治
広島県女性活躍推進アドバイザーの肩書を持つ桐原さん、社会保険労務士や人事コンサルタントで数多くの企業にアドバイスを行ってきた経験から、これから起こり得る労働人口の不足において、女性が活躍できる会社作りの必要性と重要性をお話いただいた。
実際にコンサルを手掛けた企業の事例では、採用ホームページの制作、子供を預けられる保育施設の設置、人事評価制度、社宅や資格の会社補助など中小零細では対応がなかなか難しい働く環境づくりだと感じました。


しかしながら日本の男女の人口比率は男性49%女性51%で女性が多く、また若年世代の引きこもり(15~39歳)の比率は男性63%女性37%との事です。
ある調査で「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」という考え方を持っている男性は広島県では39%全国では29%という結果があります。
人材不足待ったなしの未来、経営者が男女の固定概念を見直し、古い考えをすてるという意識改革が必要です。
そこで、女性の意見を尊重する方法
重要なのは…「個人面談」
桐原流個人面談 重要な聞き方ポイント 五カ条
1. うなずきや相づちを打つ
2. オウム返し
3. 否定せずに最後まで聞く
4. 相手の話の要約をする
5. 沈黙を恐れない
このポイントは夫婦間でも必要ではないかと感じました。
グループ討論では、「女性社員をこれから採用しようとしたとき、見直すことは何がありますか」でした。
色んな業種業態がありますが、現場仕事は女性は難しいよね、でも思いとしては来る者拒まずという意見や、逆に女性社員が多い企業での一定の悩みなどあり、少し討論テーマから外れた意見などもありました。
女性が働きやすい職場環境を整える事が、自社が成長していく鍵となり、女性に活躍してもらう事が人材確保にもつながるというきっかけをいただいた例会でした。
