2025.10.21
「労働管理の基礎知識と実務対応」〜人を生かす経営実践塾＆県求人社員教育委員会 オープン勉強会〜
広島中支部
求人社員共育委員会
活動レポート
経営改善勉強会
全国・県・支部行事
- 開催日時：
- 2025/08/28(木)
- 会場：
- 同友会本部事務局
- 人数：
- 60名
- 報告者：
- 講師：広島労働局 雇用環境均等室 働き方・休み方改善コンサルタント 三時 範裕 氏
- 文責者：
- （株）シーズ 平川 清高
今回は、広島労働局から三時範裕（さんとき のりひろ）氏をお招きし、「労働管理の基礎知識と実務対応」とのお題で、社員さんを採用する企業に向けて、社員採用時に気をつける事、労働管理上で外せない事、やってはいけない事などを、分かりやすくお話し頂きました。
まず冒頭で、県求人社員共育委員会の水ノ上（みずのうえ）委員長よりご挨拶があり、自社での求人活動に於いて、応募者から「求人票通りの待遇条件と思って間違いないですよね？」と、確認があったようです。当然ながら、規定に定められている通り、明示しているはずだが、「条件が目まぐるしく変化する世の中ですので、定期的にチェックして参りましょう。」とのお話しがありました。
続いて、広島労働局の三時範裕（さんとき のりひろ）氏より「労働管理の基礎知識と実務対応」について、注意点を細かくご説明頂きました。普段、社内規定としてやっている事が、実は違反だったと言う内容も多数ありました。例えば、有給休暇の買取や業務上の傷病や産前産後による休業期間中及びその後30日間の解雇など注意が必要な事も丁寧にお話し頂きました。
中でも「就業規則」は、事業所に10名以上存在する場合は、届出の必要があり、本社が届け出ているからといっても、事業所毎に届出が必要である。と間違いやすいポイントも多くありました。
また、広島県商工労働局の平野恵子さまより、「奨学金返済支援制度」「人的資本経営促進補助金」のご案内もあり、大変、有意義な会となりました。
そして最後に県求人社員教育委員会の粟屋委員からの挨拶で、閉会いたしました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
