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2025.10.21

「どん底からの再出発~指針が導いた逆転経営~」福山支部I地区会

開催日時:
2025/09/16(火)
会場:
西部市民センター
人数:
14名
報告者:
バンズグリル 小川 尚範 氏
文責者:
(株)ライフナビ・アイ 畑 英利子

小川氏は創業時からの失敗や売上の推移を数字で具体的に示しながら、自身の歩みを赤裸々に語られました。特に、コロナ禍に直面した際、休業すべきか継続すべきか大きな決断を迫られたときに、経営指針に立ち戻り、自らの意思を確認したことが事業を継続する原動力になったと強調されました。
また「提供する商品を絞ること」が会社の強みを生み、自社の「勝ちパターン=価値パターン」を築くきっかけになったと紹介。

さらに参加者からも多く挙げられた「売上低迷」「スタッフ不足」「離職」「経営者と社員の意識の壁」といった課題について、経営指針書こそが解決の糸口になると語られました。
経営指針書は単なる計画書ではなく、特に経験の少ない若手社員に対しては、未来へのビジョンを共有するための道しるべとなります。実際に、指針書を作成する会社とそうでない会社では、将来的な成⾧に大きな差が生じることを、具体例を交えて示されました。

グループ討論では「あなたは今どんな壁にぶつかっていますか?」をテーマに活発な意見交換が行われ、経営者同士が課題を共有し学び合う場となりました。参加者からは「自社の現状を客観的に見つめ直すきっかけになった」「指針書を作る必要性を痛感した」との声が多く寄せられ、大変有意義な例会となりました。