2025.10.21
「自社分析から未来の経営方針の立て方」福山支部S地区会
福山支部
活動レポート
経営改善勉強会
- 開催日時:
- 2025/09/17(水)
- 会場:
- ジーベックホール
- 人数:
- 33名
- 報告者:
- バンズグリル 小川 尚範 氏、風月堂 政延 三代子 氏、(株)ウェルホーム 藤原敦子 氏
- 文責者:
- 豊田産業(株) 豊田 裕子

S地区9月例会は、小森グループが担当し、上下町の和菓子製造卸「風月堂」の政延美代子氏と駅家町の不動産建築業「㈱ウェルホーム」の藤原敦子氏の2名から「自社分析から未来の経営方針の立て方」のテーマに沿った報告、そして報告に基づくI地区ステーキレストラン「バンズグリル」小川尚範氏からのアドバイスという内容でした。
10年後、こうありたいと描く未来像を実現するために、現在の自社を分析する。そのための一丁目一番地がSWOT分析です。
自社の現状をしっかりと直視し、強み・弱みを冷静に見つめ、同時に時代の潮流も勘案しつつ、経営をどう方向づけていくのかを見定めることこそが「経営方針の決定」なのです。もちろん、社会や業界全体の動向を睨むことは重要です。けれど、もっと大事なのは、それらの上に立ち、自社の未来像を謳うことなのです。正しい戦略に則り、確固たるコンセプトを掲げ、目的と手段を履き違えることなく、会社を経営する。例えば、求人においては、会社のカラーに近い人材を発掘することが可能となります。漫然とした経営では、社員に不安が広がります。
会社の進む方向を明示することで、社員のそういった不安は払拭され、業績アップに必ずつながります。


グループ討論でも活発な意見が飛び交い、参加者はそれぞれに大きな気づきとモチベーションを手に入れました。